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2005年09月30日

[島] (八重洲) ヒレステーキの有名店 

最近ステーキをあまり食べたいとも思わなくなってきたが、日本橋八重洲で政財界のお歴々や芸能人などに評判の店、西洋料理「島」に証券会社の社長に連れて行ってもらった。
東京駅八重洲中央口から歩いて5分。タリーズ・コーヒーの上に小さな看板を見つけた。
左側2つの電灯の下に見えるのが入り口の看板。いやいや小さな板っ切れ。これが有名店?
カウンターに座ってしばらくするとみのもんたさん御一行が入ってきた。なるほど!?


いつもはステーキを食べようと思ったらついつい鉄板焼きに行くことになる。一流ホテルなら大抵景色のいい上の階に鉄板焼きコーナーを構えているし、今半など老舗でも鉄板焼きのコーナーは人気がある。牛肉は松坂牛などの銘柄物で、サシがきれいに入った高級品。テレビのグルメ番組であれば女性レポーターが「柔らかーい!」「とろけそー!」と陶酔した表情をする肉だが、お値段も超一流。でも霜降りの肉が一番美味しいのだろうか?
和牛の美味さは脂にある。穀物肥育で丁寧に育てられた和牛は癖もなく、柔らかく仕上がっている。サシがきれいに入っているため肉厚でも中に火がとおりやすい。
しかし、鉄板焼きではちょっと脂がきつすぎと感じることが多い今日この頃。でも脂がおいしい。そこで鉄板焼きでは「最後のガーリックライスが美味いんだよなー!」と言うことになる。
しかし、「島」は違った。ステーキが出るまで魚介類を中心にたくさん食べて、おなか一杯になってやっと登場したのが厚いヒレステーキ。「全部食べれるかなー」と不安に思ってナイフを入れたところで、隣の相棒が一口食べたものをこちらの皿に移した。彼は焼きたてのぶどうパンを食べ過ぎて、ステーキをギブアップ。もう既に突き出た腹を撫でながら顎を出している。こちらも一口食べて2人前を合体したのが下の写真。

写真でご覧のとおり、一見レアなのだが、ちゃんと火がとおっている。ナイフを入れても皿に血が流れない。霜降り肉と違って噛んで味が広がる。塩味も絶妙で、ソースも何もかけず肉のうまみだけを堪能する。 「 あっ!ステーキってこんなに美味いんだ!」 とうれしくなってしまう。
時折アクセントとしてマスタードをつけながら2人前を完食してしまった。
「どうしてこんなにうまく焼けるのですか?」と尋ねたら、秘密はカウンター越しにあるちょっと見たところガスオーブンのような調理器。開けて見せてもらうと中には炭
炭火で丁寧に焼いた職人技のヒレステーキだったのだ。
使っている牛は京都の「和知牛」とのこと。初めて聞いた牛の名前だけど、大島オーナーシェフのこだわりを感じた。
ステーキ以外に食べたのはさっと湯通しした牛肉の刺身、的矢の生牡蠣、茹で立ての毛蟹、魚介盛り合わせ、かにコロッケ(下の写真)、オニオングラタン。

ステーキが秀逸過ぎたので、「他の料理はここ以外でも食べられるものですね。」と帰り際に口走ってしまったら、大島さんはちょっと不機嫌に。それでもすぐに笑顔でお見送り。もちろん他の料理もどこででも食べられるものではない。限られた一流店のみで味わえるだけで、ことば足らずでした。生意気言って申し訳ありません。
相棒が食べたあわびも、隣の人が食べていたフォアグラも美味しそうだった。
そう言えば奥のテーブルに居たみのもんたさん御一行には、次に行った銀座6丁目のクラブでも一緒になった。この日は同じコースだったけど、みのさんもきっと満足したでしょうね。

小さな板っ切れ

東京都中央区日本橋日本橋MMビル地下1階 電話03-3271-7889
西洋料理

投稿者 銀髪 : 2005年09月30日 11:22

コメント

美味しそうな肉ですね。お値段も美味しのでしょうか?
私は以前(15~20年前)に三宮(神戸)の居酒屋で冷シャブサラダを食べました。確か店の名前は「12.6」だったと思います。ここの冷シャブサラダの肉が神戸牛なのです。値段も800円程だったと思います。
兵庫県には有名な牛肉が多くあります。「三田牛」「神戸牛」「但馬牛」が特に有名ですが、全てに共通しているのが「赤身に味が凝縮されている」事だと思います。近畿地方には他に「近江牛」「松坂牛」などが有名で、それぞれ味に特徴がありますが、これらの全てが淡路島の和牛を先祖に持つそうです(未確認)。和牛の産地の人達は独自に改良を重ね、独特の味を確立してきたのだな~と感服しますね。

投稿者 柵捨郎 : 2005年09月30日 15:54

ステーキの記事も楽しめた。ヒマジンスキー氏としては2つのことを思い出した。一つは、大阪は梅田の新地にあったアサヒというビフテキハウスのことだ。焼けて出てきたステーキに緑色のプラスチックの旗が立てられており、ミディアムのMのマークがついていた。もう半世紀も前のことだが、鉄板の上に乗っけて出てくるステーキはレモンの輪切りに乗ったバターの塩味が似合っていた。
二つめは、ある外人少年がステーキをナイフで切ったときの皿の上の肉汁にパンを浸して食べたときのことだ。彼は興奮して赤い肉汁のことをジュース、ジュースと呼んでいた。なるほど切ったり押しつぶしたりして出てくるのがジュースなのだ。だからオレンジジュースはあってもバナナジュースというのは存在しない筈なのだ。

投稿者 ヒマジンスキー : 2005年09月30日 16:04