持つべきものはいい友だ。美味しいものを送ってくれる友は特別いい友だ。
上海蟹のことは10月5日にも書いた。http://codawari.info/ginpatsu/archives/2005/10/post_14.html
シーズン初めにしては上等な上海蟹で、さすがは銀座アスターと思わせたが、早々と上海蟹フェアは打ち切られてしまった。そのとき食べたのはメス。シーズン後半からオスが美味くなる。
次に食べるのは香港出張のときと決めていたが、その機会はなかなか訪れない。日本で食べるしかないかと思っていたところに、幸運が飛び込んできた。
7年来の中国人の友人が会社に来た。仕事の話が終わって雑談になったところで、「銀髪さん、上海蟹、食べますか?」と来た。実は去年も堪能させてもらったのだが、即答すると送ってくれと催促するようなものだから、ちょっと躊躇した。
彼も心得たもので、間髪置かず「送らせますよ。週末でいいですか?」と言ってくれた。
でかい。600mlの黒酢の瓶としょうがと一緒に送られてきた。瓶と比べてみると蟹の大きさが分かる。上の小さめのがメス、下がオス。
さてこれを甲羅を下にして15分~20分間蒸す。
このサイズをレストランで食べるとかなり高い。家族で行くと数万円になる。活き蟹を蒸すだけだから家でも簡単に調理できる。軍手をして、熱いうちに写真のように解体する。他の蟹と同様にガニ(両足の近くに付いている白いビラビラしたもの)だけは取り除く。胴は写真のように縦に割り、足をはずしてさらに甲羅と平行に2つに割ると身を出しやすい。
メス(写真右)は卵をたくさん抱えている。オス(写真左)はたっぷりのみそを抱えている。
まずメスを食べる。しっかりした卵。続いてオスを食べる。濃厚なみその味。口の中にまとわりつくようなさらに濃厚な半透明の部分。これは白子なのだろうか?このねっとり感がたまらない。オスの方が美味いと言われる所以である。
二人の娘が「お父さん、オスの方が美味しいね!」と言う。「偉い!お前らもなかなか通だね」と感心する。
蟹は体を冷やすと言われるため黒酢に千切り生姜を入れて、これに身をつけて食べる。紹興酒を飲みながら食べると更に美味い。
上海蟹はこれだけのサイズでも身を取り出すのは面倒くさい。そこそこ食べたら、玉子焼きや雑炊、炒飯などにすると以外と濃厚な味で楽しめる。レストランでは上海蟹の小龍包が人気だ。
冷めた身をそのまま食べるより、他の料理の具材として温めた方が美味いかもしれない。
イヤー、堪能した。もう香港に行って食べる必要はない。
やっぱり持つべきものは中国人の友達だ!
上海蟹は中文産業から送ってもらった。中文産業は日本で8万部の中国語新聞を発行する他に、中国の食材等の通信販売を行っている。上海蟹を家で食べようと思ったら下記に電話したらいい。極上の上海蟹が手に入る。
中文産業
電話03-5740-0200 (受付8am~12pm)
FAX 03-5434-7325 (受付24時間)
投稿者 銀髪 : 2005年11月27日 05:47
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