スポーツの後、湯上り、食事の前、冷蔵庫を開けたときビールが入ってないと、かなりショックを受ける。代用できる酒はない。シャンパン?そんなもの家の冷蔵庫に入っている訳ないでしょう。
フォーマルなディナーでは食前酒にビールを飲んではいけないとされているらしい。普通シャンパンとかカンパリなどを飲む。オーストラリアに居た時は食前のビールを我慢して、炭酸入りのミネラルウォーターを頼むこともあった。
日本では高級レストランでもビールを頼む。歳を取って図々しくなった。気取ったウエイターに蔑まれても気にしない。ビールを飲むのが気に入らないならメニューに載せなければいい。
以前マカオに行ったとき、有名なポルトガル料理のピノチオで食事をした。有名でも気楽な店。当然「まずビール!」となった。ウエイターは怪訝そうな顔で「お前は日本人か?」と言った。
35年前、中学の社会科の先生が授業中みんなの前で銀髪のルーツを南方系(揚子江以南)と指摘した。日本人はアイヌなどの原日本人、朝鮮半島からは入ってきた北方系、南から入ってきた南方系に分かれるそうだ。以来、銀髪は南方系とあだ名をつけられた。不満だった。反発した。
大人になって香港や上海に行くと中国語で話しかけられる。オーストラリアでのこと。日焼けして顔が黒くなった夏、ベトナム人にベトナム語で道を訊かれた。怪訝そうな顔をしたらすぐに英語に切り替わったが、最後に一言。「お前はベトナム人だと思った!」。
そう言えば日焼けして海外出張から戻った父親をベトナム人みたいだとからかった事があった。ベトナム人の子はベトナム人に違いない。中学の先生は正しかったのだ。今はみんなに自分から「銀髪は南方系」と告げて笑う。
ピノチオのウエイターが人種を判別した材料はビールだった。まずビール、次にワインなどと頼む客は日本人だけだと言われた。
日本には独自のビール文化が根付いている。キンキンに冷やして飲む。本場の英国では常温に近いビールが出てくる。ビールを飲んだ気がしない。ドイツではどうだろう。
日本では風味を飛ばさないように細かい泡の層を作るべきだと言うが、外国人は1センチ以上泡があるとビールの量が少ないと文句を言う。オーストラリアでは5mm以下が適正。
海外では泡を捨てながらビールを注ぐのが当たり前。
楽しく食事をするなら暗黙の了解の下、他のテーブルの人たちと一緒にレストランの雰囲気を作っていかなければならない。服装を含めてマナーは大事だが、みんなに嫌がられなければウエイターにちょっと軽蔑されても「まずビール!」と言いたい。
目の前の男に蔑まれたら? 関係ない! 相手が女性だったら? そんな幸運が訪れたときに考えよう!
投稿者 銀髪 : 2005年12月04日 08:35
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