あわびやふかひれなど最高級中華料理の有名店と言えば「福臨門」。しかし東京ではお値段が良すぎて行く気がしない。そこで香港なら少しは安いだろうと考えた。「福臨門」と言っても今日は香港の「福臨門」の話。
どこに行きたいかと聞かれて、思わず福臨門と応えてみたものの、なんだか気が引ける。右を見ても左を見ても中華料理店ばかり(当たり前?)なのだから、わざわざ福臨門に行かなくてもいいと遠慮したが、結局行くことになってしまった。なんだかんだと言っても嬉しい決着。
タクシーに乗ると店名だけ告げれば住所を言う必要はない。程なく香港島ワンチャイの福臨門に着いた。それほど大きな店ではない。6年前に来たときと変わっていない。名門店にしては小さな入り口だ。入って名前を告げると、すぐ右側にあるエレベーターに導かれる。
エレベーターを降り席に案内されると偶然にも前に来たときと同じ席。いつも急な予約なので一般席と言ったところか。接待には個室が使われるのだろう。
香港には香港島と九龍の2店、他に上海、東京、大阪に支店がある。2007年には名古屋にもできるそうだ。売店は丸ビル、日本橋高島屋、玉川高島屋に。
香港店がもっとも古いため、みすぼらしいく感じるかもしれないが本場本物だ。
福臨門と言えばふかひれとあわびだろう。
ふかひれのスープ、あわび、鳥焼、豆苗の炒め物、炒飯、そして何故か麻婆豆腐を頼む。
ご馳走になる立場で文句は言えないが、抵抗した。でも無駄だった。ここの麻婆豆腐は四川風とは別物。わざわざここで頼む料理ではなかった。値段は一番安かったけれど。
1杯300香港ドル(約4,500円)は高いか安いか。
お味は? 説明の必要はあるまい。
一番高いあわびは1個1万香港ドル(約15万円)もすると言うが、ウエイターは勧めようとしない。何とか小さいあわびをオーダーするように誘導しようとする。
結局直径5cm程の小振りのあわびを2個頼むことにした。1個1,000香港ドル(約1万5千円)。
おそらく高額な大き目のあわびは調理されてなかったのだろう。干しあわびを戻して、煮込んでとなると注文を受けてから料理するわけにはいかない。
15万円のあわびを食べたければ数日前に要予約だ。
小振りのあわびを四等分にして食べる。すぐに飲み込むのはもったいない気がして口の中でじっくり味わう。味は濃い。噛むと海の香りがする。
ふかひれもあわびも共に日本産の最高級品。干しどんこ椎茸も干貝柱も日本産だ。中華料理の最高食材は日本に頼っている。
日本の食材が中華料理最高峰の料理にいつ、どのようにして上り詰めたのか。知りたいところだ。
満腹になり、酔っ払った。ホテルに帰るのはまだ早いので定番の足裏マッサージに行った。
左足を揉んでいる苦痛に耐えている間に寝込んでしまった。揺り起こされたときには足のマッサージはすべて終わっていた。
毎度のことではあるが、右足は本当に揉んでくれたのだろうかと疑問に思う。
イヤイヤ酔っ払いを棚に上げて、人を疑っちゃいけないね。
帰国して福臨門銀座店のホームページを開いてみた。やっぱり香港で行って正解!
懐があったかい人はどうぞ。
http://www.fukurinmon.com/ginza/index.htm
投稿者 銀髪 : 2005年12月02日 07:48
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