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2006年07月20日

[とりとんくん](下北沢)   下北っ子居酒屋

下北沢でお気に入りの居酒屋ができた。

「安くて良さそうな店を見つけたぞ!」Sが喜色満面で言った。中学時代の同級生5人で下北沢に繰り出した。秋に開く同期会の打ち合わせのために度々集まるが、費やす時間は圧倒的に飲み会の方が多い。それを見越してSが前日に下見に回ったらしい。

下北沢は若者の町である。従って、安く飲める店は多いが、お味は値段相応しか期待できない。いつも行く店は地元に住むSに任せ、皆がオーダーしたものを食べ、無難なものを飲み、言われた金額を支払う従順な銀髪に徹している。

「とりとんくん」はまだ3ヶ月前にできたばかりで、新開店の常であるが店員も元気で活気に満ちている。メインの焼き鳥や焼きとんは一部を除いて殆どが90円。急に懐が大きくなってあれもこれも頼んだ。もも、ネック、つくね、ぼんちり、やげん(軟骨)、皮、白レバー、豚バラなどなど。前に来た事があるとSが言ったら、サービスでハラミが10本追加された。順番に出てきてはたいらげたので量の感覚が麻痺してしまったが、写真を並べて驚いた。未だに体重オーバーになっている理由が判明した。

Sを誉めたのは値段はともかく、満足できる味だったことだ。特にぼんちりとレバーがいい。ぼんちりを置く店は随分と増えたが、脂がなくなるぐらい焼いてしまってがっかりすることが多い。レバーもミディアムで仕上がっている。鳥が生でも食べられるほど鮮度がいいため、焼き過ぎないで客に出せる。刺身が出てくるのが楽しみになってくる。

驚いたことに、刺身は鶏だけではない。豚の刺身もある。軽く炙ったり、湯通ししているのかと聞いたら、まったくの生だと言う。友人の説明ではNHKでも豚は生で食べることが出来ると放映していたらしい。

鶏(左)と豚(右)

鶏は砂肝、心臓、肝臓、ささ身の4種。豚は肝臓、心臓、タンの3種。
榛名美山鶏と薩摩輝北豚を使っているそうで、どちらも鮮度が良く美味い。豚は鶏に比べてしっかりした肉質である。鶏は662円、豚は504円と良心的な値段でグルメ冒険ができるのが楽しい。

この他の名物は自家製の燻製と静岡おでん

燻製はたくわん、卵、チーズ、ムール貝、ソーセージ、ピーナツなんでもござれ。
おでんの目玉は静岡名物の黒はんぺん。

年寄りには壁を飾るけばけばしいポスターと、がんがん鳴り響く音楽が辛いかもしれないが、酔っ払えば気にならなくなってくる。Sは調子に乗って隣の席の20歳前後の専門学校生グループに溶け込んでしまった。熊本の酒「美少年」が自分のことだと言って受けまくっている。

Sは彼らから先にお酒をご馳走になり、お返しに食べきれずに残した焼き鳥と新しいお酒を差入した。一人いい顔をしていたが料金は我々全員で割勘。一気飲みして大喜びしている子供のような連中を見ていると、文句を言う気も失せて皆笑顔で店を出た。


とりとんくん
東京都世田谷区北沢2-15-3
03-5430-5156

投稿者 銀髪 : 2006年07月20日 05:48

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コメント

おはようございます。久々に拝見したましたら、なんと通勤の通り道ではありませんか。しかもリーズナブル?貴重なグルメ情報ありがたく参考にさせてもらいます。

投稿者 なかじぃ : 2006年07月20日 08:16

ようやく昨夜雨の中、娘と行ってきました。銀髪さんのおっしゃるとおり本当にリーズナブル!あいにくお刺身は雨のせい(?)でありませんでしたが、焼き鳥は焼き加減が絶妙でした。一本90円からというお値段にもかかわらず、ボリュームもあり、中でも白レバーはレアな部分がまったりしていて超美味。静岡おでんは初めて頂きましたが、振りかける『粉』(にぼし??)のわざ、我が家でも早速まねしてみます。娘は突き出しに出たキャベツを特性の辛子味噌でバリバリいただくのがとても気に入ったようで、『これからも銀髪さんのお店、行こうね♪』と親子の距離が少し近く感じられた夜でした。

投稿者 ちえまる : 2006年10月06日 13:08

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