昼は行列が出来る店として有名な店だ。
「寿司を食べたい」と言われて困った。相手が想定したのはグルメ紀行で紹介した「あきば」だが、先日行ったばかりで躊躇した。最近は行っていないが、お気に入りの六兵衛に電話をしたらカウンターは予約で一杯。そこで思いついたのが築地。探し出したのが寿司大だった。
行列が出来る店だと聞いたことはあったが、行くのは初めて。3店舗あるが、行くなら本店だろうと電話を入れた。心配したが簡単に予約が取れた。
タクシーに寿司大の名前を告げるとすぐに分かった。晴海通りを走り、勝鬨橋の手前で降ろされる。店は意外と小さく、ちゃんとした料理を出してくれるのだろうかと、ちょっとドキリとする。予約を入れていると言うと、2階に通された。ちょっと狭苦しくて不安は消えない。
お通しは鯖の炙り焼き。食べて少しホッとした。結構いける。刺身をつまみで食べることにして、お任せで造ってもらった。ホームページでは天然物しか使わないと書いてあったが、どこで獲れたか聞くのを遠慮した。すると板さんがゲタを我々の前に据えた後で、おもむろに説明を始めた。
相模湾の鯛、白魚、青森大間の本鮪中トロ、平貝、さんま、ボタン海老、青柳、新イカは北海道。仕入れする人と、料理人が異なるのか、つっかかりながらも最後まで説明し終えて、こちらもホッとした。
ボタン海老の頭は焼いてくれる。これをボリビアの岩塩で食べる。
ここで握りに行ってもいいのに、のん兵衛の銀髪はなおもつまみにこだわる。伊豆七島のかんぱち、しまあじ、九州のこはだを頼む。日本酒が進む。八海山純米酒4合瓶の2本目に入る。
寿司大のこだわりは塩だけでなく、醤油は広島のきぢ醤油。これを塗って焼く穴子焼きを頼んだ。甘くないので酒の肴に合う。今日一番の品だった。
愛知の赤貝を食べて、北海道礼文の馬糞うに、羽田沖の穴子、こはだを握りで食べてお開きにした。
同行したSさん、Oさんがあまり食べなかったのが気になった。アレンジが不味かっただろうか。やっぱり「あきば」にすべきだったのだろうか。
自由に好きなものを頼める寿司は喜んでもらえると思ったが、結構難しいのかもしれない。
寿司大の料理は問題なかったと思う。のん兵衛でも1万円でおつりが来るだろう。高級店と比べると可愛そうだが、充分満足できる。帰り際には満席になっていた。営業時間は朝まで。飲食業の人達が来るのかと思ったら、最近は外資系の勤め人が多いそうだ。
系列の旬味庵はもっと落ち着ける店らしい。今度はそちらに行ってみようと思った。
勝どき 寿司大
東京都中央区築地6-15-8
03-3541-3738
投稿者 銀髪 : 2006年09月12日 05:40
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