日本橋三越の隣、マンダリン・オリエンタル・東京のフランス料理店に行った。
第六感なんてものが本当にあるのだろうか。疑問に思っても、偶然にしては出来過ぎなことが起こると信じないわけにはいかなくなる。
昔の職場の同僚だったHさんにメールをした。昼ごはんのお相手を頼もうと思ったのだ。返事はすぐに来た。「今日は私のお誕生日なので、会社の仲間がご馳走してくれることになっています。明日はいかが。」と書いてある。1年以上も連絡していなかったのに、久し振りに誘ったら誕生日とのこと。Hさんの引きの強さだろうか、驚いた。翌日の約束をした。
軽いランチのつもりだったが誕生日となれば、そんなわけにはいかなくなった。マンダリンのレストランは以前、中華料理屋の「センス」に行ったきり。今日は「シグネチャー」に行くことに決めて、ランチの時間を待っていたら電話が鳴った。なんと、これも昔の職場の先輩だったYさん。すぐ近くにいるので昼飯を一緒にどうかと言う。
Hさんの引きの強さに驚いた。これだけ偶然が重なると必然になる。3人でシグネチャーに行くことにした。高級ホテルの雰囲気プンプンの入り口からエレベーターに乗り、37階のレストランに向かった。エレベーターホールからラウンジ・バーが見える。右に行くと「センス」、左に行くと「シグネチャー」がある。入り口には黒のシックなドレスに身を包んだ美女が銀髪を待っていた。予約をしてないので待っているわけないが、そう思った方が気分がいい。
一番安い5,000円のコースを頼んだ。ケチったわけではないが、昼の食事としては適量だろう。蛙のフリットからコースがスタートした。
蛙、ホタテ、とうもろこしのスープ、白身の魚。ウエイターは料理を出して丁寧に料理について説明してくれる。さすが高級ホテルだ。単純な料理はなく、どれもアイデア料理で楽しい。
もっとも難しいのがメイン。ステーキなどが定番のように、奇をてらう料理ではない。白身の魚は、衣の歯ごたえがありすぎでちょっと辛かった。メインだけでもチョイス出来れば満足感は高くなるだろう。
女性にとって嬉しいのが最後のデザート。何も言わないのに、2種類のデザートが出てきた。Yさんは仕事が控えているためデザートをスキップして席を立った。銀髪は甘いものは食べないので、すべてHさんのものになった。
Yさんは娘が外国の航空会社でCAをしているため、休暇は優雅にスペイン旅行をしたそうだ。妬んだ銀髪が、この日のランチはYさん持ちだと冗談を言ったら、本当にYさんがご馳走してくれた。
Hさんの誕生祝のランチをYさんのお財布ですることができた。Hさんにいい顔ができて、美味しいランチを食べることができた。
本当に引きが強かったのは銀髪かもしれない。
シグネチャー
東京都中央区日本橋室町2-1-1
マンダリン・オリエンタル・ホテル37階
0120-806-823
投稿者 銀髪 : 2006年09月13日 05:49
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