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2006年10月15日

築地場内市場 2006年秋

魚が美味しくなってきたので久し振りの築地に行った。

先週、例年通り静かに一つ歳を取った。我が家では銀髪のための祝宴は催されないのが常だ。代わりに週末に自分が食べたいものを買ってきて、料理も自分でする。いつもの週末と同じだが、ちょっと贅沢をしてみる。築地に行った理由はそんなところにもある。

6時前に家を出て、6時半には築地場内市場を歩いていた。この時間にはマグロの解体があちこちで行われている。ビデオカメラを持った外人観光客が何組もいる。

時間がたっぷりあるので、市場内の全ての店を覗いた。最大の目的は本マグロをゲットすることだった。今年は青森県大間産のマグロがいつもより早く出回っている。しかし、手頃な大きさのものを売っている店は一軒だけだった。プロ向けの早い時間帯には、一般客向けに小分けしている店は少ない。

トロと赤身の柵(4,900円)は北海道産。北海道産と言っても、漁場は大間産と一緒だ。大間の対岸にある戸井港に水揚げされたので北海道産。ブランド力の差で、大間産より若干安い。札幌の「おたる政寿司」で教えてもらったことが役に立った。大間産はトロと赤身が混ざったぶつ切りのパック(1,400円)を買った。

もう一つの目玉は伊勢海老。2,500円のものを一匹買おうとしたが、店のご主人に3匹で3,800円のものを勧められた。あがる(死ぬ)直前のもので元気がないが味は変わらないと言うのでそちらにした。
マグロと同様に伊勢海老もこれから正月に向かって値が上がり始める。今が食べ時とのことだった。

イカは旬の新イカを買うことにした。柔らかな身は江戸前の刺身、天ぷらには欠かせない素材だ。墨イカの子供だから当然大きな墨袋を抱えている。ランチは定番のイカ墨のスパゲッティーだ。

殻つきの牡蠣がアチコチで売られていたが、20個入りか30個入りばかり。買おうかどうか随分迷ったが、ばら売りしている店にぶつかった。1個180円の釧路産を5個買った。

木更津産のあさりは新イカと同様にキロ1,000円。スーパーでは買えない立派なものだ。

最後に出口に近い八百屋でわざび(800円)を買った。いい刺身にチューブのわさびではかわいそうだ。横に松茸があったが、写真だけにしておいた。それほどの予算はない。

出来た料理は下の写真のとおり。伊勢海老は刺身と湯引きの2種類を作り、頭はオーブンで焼いた。


「切るだけの刺身のどこが料理だ」とからかわれたことがあるが、料理は買出しから皿洗いまで。すべてを終えて、翌日の仕込をした。伊勢海老の殻でダシを取って、余った材料を入れてカレーを作る。

伊勢海老ビスク風カレーもなかなかいいもんだ。


投稿者 銀髪 : 2006年10月15日 05:49

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