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2006年10月19日

[祢保希](赤坂)

土佐料理を食べた。

日本全国回っているが、高知県に行く機会がない。接待となれば相手の意向が一番だが、ここは我がままを言わせてもらって土佐料理を食べることにした。祢保希の赤坂店はなかなか立派な店構えだ。名前を告げると2階の個室に通された。

掘りごたつ式の個室ではあるが、隣の席との壁は薄い。隣は外人客を接待しているらしいが、聞き覚えのある訛の英語がビンビン聞こえてくる。そう、オーストラリア人だ。陽気なオーストラリア人が一人でしゃべっており、日本人の声は殆ど聞こえない。「グッダイ マイト(Good Day Mate)!」と言って闖入したい気持ちをなんとか抑えた。

仲居さんが皿鉢(さわち)料理や鍋を薦めようとするが、単品を頼むことにした。

外せないのは鰹のたたき。四万十川のうなぎを使ったうざく、ごりの唐揚はすぐに決まった。

戻り鰹は脂が乗って美味い。しかし、テレビの料理番組において、豪快に藁で焼くシーンが目に焼きついているためか、期待を満たしてはくれなかった。ごりの唐揚はいい。これは期待してなかっただけに嬉しい。

珍味三種はさえずり(鯨の舌)、どろめ(かたくち鰯の稚魚)、酒盗(鰹の胃袋の塩辛)。
この中ではどろめが美味い。

コースターが面白いと言ったら、土佐の偉人5種類があるとのことで、もらって帰ってきた。

さて、次はかつおのコロッケ、と言ったところで相手が渋り始めた。これ以上、見慣れないものを食べたくないようだ。もう限界なのかもしれない。

鰹はらんぼ、青さのりの天ぷら、四万十川の川海老、ちゃんばら貝、めしいか、うつぼ、鯨各種部位、まだまだ試食したいものがたくさんあったが我慢した。
かつおのコロッケ、さつま揚げ、天ぷらを頼んだ。コロッケ以外は特別変わったものではない。

祢保希は赤坂だけでなく銀座、丸の内、渋谷、新宿などにもある。新メニューとして長須鯨すき焼きなどもある。すべて調査捕鯨の鯨と断っている。鯨は調査捕鯨以外に混獲で誤って網にかかったものも売られているが、混獲と称して実際は狙って獲っているものも多いらしい。祢保希の鯨は合法的に獲られたものということだろう。

土佐には司牡丹や酔鯨などいい酒もある。やっぱり現地で飲み食いしたいものだ。高知担当の部下の尻を叩かなくっちゃ。

土佐料理 祢保希 赤坂店
〒107-0052 東京都港区赤坂3-11-17
03-3585-9640
http://www.kazuoh.com/

投稿者 銀髪 : 2006年10月19日 06:04

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コメント

企業の第一線を退いて久しいが、取引先を「祢保希」で接待するのは何か一級の接待をしている、という意識があったのを思い起こす。そうした安心感を持ってお招きするのに相応しい店と思わせるものを持った料理店だと思う。欠点はと言えば、銀髪氏もご指摘のように、ちゃんとした個室がないことか(銀座と新宿住友ビルしか知らないのだが)。
それでも皿鉢料理は好きな物を適量食べられる利点もあるし、豪華でもあり、見栄えも良く、大事な取引先のもてなしには格好の和食料理店だ。あの鰹のタタキに合う、店お奨めの白ワインもあったように思う。もし私の記憶が間違っていなければ。

投稿者 オールド・ハムスター : 2006年10月19日 21:25

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