旬のものを手頃な価格でいただきたい。
いけ増は高島屋の右斜め前、JTBが入っているビルの地下にある。風月堂のビルを囲むような変形の土地なので、入り口は中央通ではなく横道に入ったところだ。創業57年とのことだが、ビルを建て替えてリニューアルして3年ぐらいになる。
勤め先の近くにある店なのに、最近あまり行かなくなってしまった。余りにも近いこと、何度も行っていること、席だけの予約は受けてくれないこと、などが理由だ。それでも飲みに出る時間が出遅れてしまったときは、自然と足が向く。
秋になって魚が美味しくなってきた。出来るだけ旬のものを食べようと、壁に貼られたメニューから数品を選んだ。
高額で取引されていた新子はすっかり大きなこはだになって、安価で食べられるようになった。いけ増のような居酒屋でもメニューに載る時期だ。
戻り鰹は初鰹に比べると脂が乗って美味いと言われる。銀髪はたたきよりそのままの刺身の方が好きだ。薬味は生姜もいいが、にんにくも捨てがたい。
熱々のぎんなんが出てきた。これも秋の味覚。
秋刀魚は文字通り秋を代表する魚だ。テーブルに置かれた途端に同僚に醤油をぶちまかれてしまった。銀髪であればこんなに大量に醤油をかけることはないが、大根おろしではなくさんまに直接かけるのは似ている。大根おろしにかけると大根の汁が染み出して、薄い醤油の海にさんまが浮かぶようになってしまうからだ。
上手に食べるならば、醤油をかける前に身を開いて中骨を取り除く。開いた身に醤油をかけて、その上に大根おろしを乗っける。そうすると、酒の肴としてみんなでつまむことができる。
しかし、さんまの塩焼きには白いご飯が一番だと思う。夜にはご飯を食べない銀髪だが、唯一さんまだけはご飯が欲しくなる。まあ、食べることはないけどね。
いけ増
東京都中央区日本橋2-2-6
03-3271-5685
投稿者 銀髪 : 2006年10月16日 06:07
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