銀座6丁目の料亭
久しぶりの松島だった。前回行ったのは5年近く前だったので記憶を辿るためにネットで調べようとしたが情報は殆どない。前に行ったことのある松島かどうか半信半疑のまま銀座に向かった。
銀座6丁目のビルの地下に降りる階段が記憶の一端に触れた。店に入ってから女将を見て完璧に蘇った。東北弁訛りが残る個性豊かな名物女将である。
個室に入りビールを頼むと同時に次々と料理が出てきた。料理を運ぶのは若い女性たち。他の一流料亭とはちょっと趣が違う。ベテランの仲居さんたちにならまず出ない軽口が今日のゲスト達から次々と発せられる。まったく中年のオヤジたちは困ったもんだ。
そら豆にはちゃんと切れ込みが入れてある。丁寧な仕事がうれしいが、ちょっと茹で過ぎなのが惜しい。
ビールから酒に替えたところで女将が注文を取りに来た。ここからは各人が刺身、焼き物、煮物などを選ぶ。満室の盛況のせいか、オーダーを取りに来たのが遅かったせいか、最初の3品を食べ終わってもなかなか料理が出て来ない。その間に酒を何度も追加で注文した。
おこぜの刺し身は選んで正解だった。肝もいい。あらを揚げるか、味噌汁にしてくれればもっと嬉しかったが叶わなかった。
するめは築地の「魚四季」で食べたものと同じで、いかすみ、ワタなどの内臓もそのまま干している。他の人たちにとっては初めてだったらしく好評だった。
筍は鰹節をまぶした土佐煮と若筍煮。銀髪は若筍煮を頼んだが、品が良くて美味しかった。
ご飯類を食べる段になって席を立った。これからオーダーしたら随分待ちそうだったため。せっかちな我々に料亭は向かないようだ。
時間をかけて商談したい人や、他人と顔を合わせたくない人にはいい店だが、今日の面子では有難味がない。
「クラブでカレーライスを食べようぜ!」と言う我々に、渋い顔の女将だった。申し訳ありませんでした。
松島
東京都中央区銀座6-10-12
03-3572-8808
1人約2万円でした。
投稿者 銀髪 : 2007年02月27日 06:08
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