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2007年03月21日

からすみ

日本三大珍味の一つ


正月に長兄が貰いもののからすみを持って来た。台湾産のなかなか立派なもので、全部食べるには多いかなと思ったが、形だけでなく味も立派だったので瞬く間になくなった。

不思議なことに、正月以来、からすみを食べる機会が多い。付け出しの一つとして盛られてくることも多い。深町では天ぷらにしてくれた。

漫画の美味しんぼでも最近、長崎特集で取り上げられていた。長崎産の上等なものであれば一腹で1万円前後もする高級品である。これを買おうとはなかなか思わない。贈る人だって相手を選ぶのでなかなか手にすることはない。そもそも贈っても価値が分からない人が多いだろう。

台湾産となるとお値段は半額程度になるのでもらう可能性が格段に増す。先日も台湾土産でもらったためまたまた食べる機会ができた。
オーストラリア産も安い。オーストラリアからのお土産として昔は牛肉がもっとも人気があったが、輸入自由化であまり喜ばれなくなった。からすみは今も人気土産の一つのようだ。

からすみはぼらの卵を塩漬けして天日干しして作られる。ぼらは出世魚の一つで成長に合わせて名前が変わる。「いなせ」な若衆とか「とど」のつまりの語源もぼらの名前から来たというのは良く知られている。

九州に住んでいたときはぼらの刺身やあらいをよく食べていたが、不思議なことに関東ではあまり見ない。豊橋のスーパーでは売っていたので、大井川が食文化を分けているのかもしれない。

台湾産やオーストラリア産のからすみがあるように、ぼらは世界中で獲れるようだ。ギリシャ料理で使われるタラモは名前からしてタラコ(鱈の卵)と思っていたが、実際はぼらの卵を主に使うと聞いて驚いた。先入観で惑わされてはいけない。

日本三大珍味の他の二つはウニ、コノワタであるが、ウニ以外は口にする機会が少ない。コノワタを食べたことのない人も多いだろう。初めて食べたときにどのレベルのものを口にするか。それで一生の好き嫌いができるのが珍味かもしれない。まあ、食べなくても困るわけではないけどね。


投稿者 銀髪 : 2007年03月21日 05:30

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コメント

からすみですか~。やはりお供は日本酒かしら?
私も去年、とても美味しいからすみに当たりまして、ついついお酒が進んでしまいました。
最初の出会いって大切ですよね。私はウニが残念ながら出会いが良くなくて第一印象は最悪でした…10年近く拒絶し続けたのですが、からすみ・このわたよりも遭遇する頻度が多く恐る恐る食べ続けていたらある日突然「美味しいかも?!」と思えるようになって好き嫌いをひとつ克服できました。
きっと、その後の出会いは順調だったのでしょうね。
それ以来、食べ物でも人でも最初の印象だけで決め付けないで、じっくり年月かけて判断するよう心掛けています。

投稿者 浜っ子 : 2007年03月21日 07:45

「とどのつまり」が成長したボラに由来すること、ボラの成長過程の最後がトドであるとは知らなかった。
銀髪さんはよく勉強させてくれますね。これまでヒマジンはトドというとアシカ系のオットセイのような動物で、若い頃に家庭のなかで大食だった私の家内がトドと呼ばれていたという話がありましたが、ボラの最終版という意味もあるとは知りませんでした。
ボラは頭が大蛇の頭みたいに固く、また泥ボールで釣れるほど泥好きなので身が泥くさい味だと言われていました。オーストラリア時代にシドニー湾内で釣り上げたボラは20センチ程度の小魚でしたが、塩焼きすると身が真っ白で綺麗な身だったのを鮮明に覚えています。小骨が多いのが欠点だったように記憶します。

投稿者 ヒマジンスキー : 2007年03月21日 11:02

銀髪大兄、初めまして!
人知れず大兄のブログを読んで半年になります。
朝出社して、朝礼の前にこのブログを開くのがとても楽しみで日課になってしまいました。
小生自身、好奇心が旺盛な自ら饕餮(とうてつ)と称する食いしん坊で、それこそ口に入るものは何でも食べてしまう怪物です。
また小生も仕事柄週5回は外食で、たまに家で食事をしていると娘が目を丸くします。
とは言っても、大兄とは比べると伺うお店は天と地のほどの開きがあります。
いつも羨ましく、涎を垂らしながら読んでいます。
でも何軒は訪れた経験がありますが、さすがに大兄が絶賛するお店は素晴らしく、その舌の確かさに思わず唸ってしまいます。

ところで今回は初めてですが、一つだけ気になりましたので一言だけ・・・
タモラですが、これはボラの卵じゃなくて、メインは鯉の卵を使います。
実は小生、こちらの業界に関係しております。
タモラは、川魚の卵とは思えないほど美味しいですよ!
でも鯉で一番美味は、シンプルな塩焼きかな?
かのフセインさんも大好物で、いつもお抱えの料理人に、イラク風鯉の塩焼きを命じていました。
特に皮が美味しいのです。

日本だと京都の「なかひがし」さんの鯉は絶品ですね。
もちろん大兄も行かれたことはあると存じます。
でも小生の・・・

おっと長くなってしましました。
釈迦に説法、申し訳ありませんでした。
今日はこれから友人と今シーズン最後のスッポンです。
不思議にカメを食べると悪酔いしませんが、生肝が効くのかな?
これからも大兄のブログ、毎日楽しみにしております。

鯉太郎 拝

投稿者 鯉太郎 : 2007年03月21日 19:07

失礼、タモラならぬタラモでした!(恥)
いつも間違ってしまう・・・

投稿者 鯉太郎 : 2007年03月21日 19:11

皆さん、コメントありがとうございます。鯉太郎さん、貴重な情報に感謝です。「なかひがし」は初耳です。しっかりメモしました。これからも色々教えてください。

投稿者 銀髪 : 2007年03月21日 20:57

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