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2007年03月23日

[山田屋]②(日本橋)

もうじきふぐもおしまい


昨年末に「とらふぐ亭」で知られる東京一番フーズが東証マザーズに上場した。全国で34店舗展開しており、一年を通してふぐを安価で安定的に供給している。養殖技術の進歩でふぐの季節感がなくなってきたが、天然物を使う山田屋のような老舗料理屋には季節が存在する。3月末頃にはふぐは終了すると聞いて慌てて行く事にした。

前回訪問したときと同様にコース料理ではなく単品にした。鍋まで食べると多すぎると我ら中年族は考えてしまう。鍋を外してふぐ尽くしにしようと思う間もなく仲間の1人が自分の好みで頼んでしまった。

お通し、ぎんなん

天ぷらの盛り合わせ、里芋旨煮

ふぐのない季節も営業しているので、他の料理も悪くはない。天ぷらもきれいに揚がって美味しそうだが、銀髪は海老とキスだけ食べて残りを部下に押し付けた。「エーッ!僕が全部食べるのですか?」と恨めしげだが、天ぷらでお腹を膨らませたくない銀髪は素知らぬ顔だ。

ふぐさし

コースの刺身だとちょっと寂しいが、単品だと食べ甲斐があっていい。同じ店で食べてもふぐに当たり外れがあるが、今日のふぐは特に美味しく感じた。

唐揚げ、白子焼き

唐揚げと白子は嫌がる仲間を無視して勝手に頼んだ。養殖ふぐでも白子を持つのは冬のはずだ。今を逃すと再び会うのは遠い先だ。

最後に雑炊を食べてお開きになった。何か足りないと思ったら名物女将が挨拶に来ていない。
「ババァはもう死んじゃったのか?」と聞くと仲居さんたちが腹を抱えて笑う。彼女たちの笑顔を見たら女将が健在なのが分かる。今日はちょっと用事があり留守にしているそうだ。
「女将さんが亡くなったら必ず連絡しますよ」と仲居の1人が言うが、「迷惑だから絶対報せるなよ!」と言いたい放題だ。行きつけの店はこんなやりとりが出来るのが楽しい。


日本橋 山田屋
東京都中央区日本橋3-1-15
03-3271-2031
http://www.nihonbashi-yamadaya.com


揚げぎんなん800円、天ぷら2,000円、里芋800円、ふぐ刺し3,000円、ふぐの唐揚げ2,500円、ふぐ雑炊1,500円


今日載せる予定を昨日に間違えてしまいました。昨日読んだ方、ごめんなさい。今日も山田屋です。

投稿者 銀髪 : 2007年03月23日 05:48

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コメント

先日、福井県の三方五湖の民宿へフグを食べに行きましたが、これは若狭湾での養殖のふぐでした。しかし、薄造りに関する限り、天然でも養殖でも区別がつかないのではないかと思うほど満足しました。ふぐは食い意地が貪欲なので養殖し易いサカナのようですね。

薄造りと言えば、シドニーではキスの薄造りが美味かったですね。あのオーストラリアのやや大型のキスを誰かが輸入して薄造りにしてくれないものでしょうか。まとう鯛も良かったね。

投稿者 ヒマジンスキー : 2007年03月22日 21:55

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