元祖ハヤシライス?
ハヤシライスは約40年前に亡き喜劇俳優・南利明が「ハヤシもあるでよ」とCMで言ったところから全国に広まった。と、勝手に解釈していたが、実際は明治の初期に人気を博していたというから南利明より更に100年近く遡ることになる。
友人からハヤシライスの元祖は日本橋の丸善だと知らされて驚いた。ハヤシライスはハッシュド・ビーフが訛ったものと信じていたが、はやしという人の名前からつけられたという説も知らなかったわけではない。驚いたのは「はやしさん」が目と鼻の先の丸善の人だったことである。
ところが「はやしさん」説は2人いて、丸善の創業者である早矢仕さんと上野精養軒の林さんが名乗りを上げている。100年以上も前の話で未だに結着していないものを、銀髪がとやかく言える話ではない。とにかくご近所の早矢仕さんのところに行ってみた。
今年の3月9日にリニューアルオープンしたばかりなので、店内は美しい。11時をちょっと過ぎたばかりなので客は殆ど入っていない。12時過ぎたら女性客で列が出来るのだろう。
席に案内されてメニューを見ることもなくハヤシライスを注文した。
一口目は美味しく食べた。半分ほど食べたところで考えた。一品でお腹を満たす料理はいつの時点で一番美味しく感じるように作られているのだろうか。カレーであれば段々辛く感じるようになっても銀髪は問題にしないが、段々甘味が強く感じるようになるハヤシライスには疲れてくる。
ハヤシライスを食べ終わる頃にベストの食べ方を思いついた。ルーとご飯を同じペースで食べるべきではない。最初はルーが多めで、ご飯を少なめで食べる。終わり頃には逆にご飯を多めに食べる。これなら感じる甘味は一定を保つことができる。
話の種に使えるのだから元祖ハヤシライス、サラダ付1,000円は高くない。肉などの具が殆ど見えない程シャビシャビなので、歯の悪いお年寄りでも問題なく懐かしい味を楽しめる。
丸善の名物料理はハヤシライスだけではない。 「カレーもあるでよ!」
丸善カフェ
東京都中央区日本橋2-3-10
03-6214-2001
投稿者 銀髪 : 2007年05月05日 05:58
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