料亭の千羽鶴に行った訳ではないけれど…
赤坂のホテルニューオータニで開かれたパーティーに行った。会場を一回りしてこの日一番の目玉が料亭「千羽鶴」の出し物・稚鮎の塩焼きと決め付けた。主催者の挨拶が終わるやいなや、稚鮎に直行してまず一尾を食べた。
それから会場を2周ほど回った。毎年招かれるパーティーだが、年々知った顔がいなくなる。ひととおり知った顔と会話をした後の関心は食事に向かう。
ニューオータニの洋食・カフェ部門からの出張のようだが、目の前でトンカツを揚げ、熱々のカツサンドを供するとは珍しい。滴るソースが服を汚さないようにして一流の味を楽しんだ。
浅草十和田もニューオータニに店を構える。客が寄りつかず可愛そうなので一つもらった。「お店の人?」と聞いたらアルバイトだった。一流の経済人が集まるパーティーで、アルバイトの店員に任せるとは大胆な店である。つゆで蕎麦をほぐすのに苦労した。客が来ないのも頷ける。
テーブルに並んだ料理をいくつか食べて、再び稚鮎の焼き場に向かった。この時期にしか食べられない貴重な稚鮎なのにまったく人気がない。もう一尾食べたところで、板さんに声をかけた。千羽鶴に所属するものの、主にパーティーの担当だそうで、名前は峰岸さん。卵はいらないからと断り、今度は2尾を皿に盛ってもらった。
食べて、喋っている間に誰もやってこない。峰岸さんの嘆くこと、嘆くこと。折角の季節の物を日本人は知らない・食べたがらない。「先日のパーティーで6尾も食べた人がいた」と峰岸さんが言うので、もう2尾を食べた。これでタイ記録だ。峰岸さんが喜ぶのでもう1尾。これで新記録。ようやく客が1人やってきて2皿(1尾ずつ)を持って行った。「骨も食べられますか?」と聞くのでちょっと驚いた。
峰岸さんが新たに焼き始める。オイオイ、そんなに焼いてどうするの?
焼きあがっても誰も来ない。このまま冷めるにまかせるわけにはいかないと、もう2尾食べた。「凄いですねー」の峰岸さんの声に乗せられて更に2尾。全部で11尾を食べてしまった。「この記録は絶対破られませんよ!」と言われて有頂天になったアホな銀髪。
和歌山産の稚鮎は朝まで泳いでいた上物らしい。料亭「千羽鶴」で食べたらいくら取られるのだろうか。
お腹一杯になったので、パーティー会場を出てニューオータニの見事な庭園を散歩した。
数組の恋人たちを追い抜きながら、1人で歩くのはちょっと寂しかった。
投稿者 銀髪 : 2007年06月22日 06:09
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