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2007年07月09日

[武士の館](新宿歌舞伎町)

ネットで面白い店を見つけたと思ったんだけど…


ネットで「先月オープンしたばかりの店で、ユニークないい店」との紹介記事を真に受けて行った。客側ではなく、店側に立った紹介サイトが多いと知っていながら興味をそそられてしまった。

中に入ると紹介サイトの写真どおり、鎧が正面で異彩を放っている。それ以外は映画「武士の一分」のポスターが壁に貼ってあるだけで、内装は普通の居酒屋。「武士の館」をイメージできるものはどこにもない。横を見ると不思議なことにサンタクロースの人形が立っている。驚いているとビニール袋を渡されてまた驚いた。靴を入れて席まで持って行った。

お通し(2人分630円)

ポップコーンを「お通しです」と出されてまたまた驚いた。どうやら驚かすことが好きらしい。居酒屋でお通しがポップコーンとは生まれてはじめての経験だ。ポスターを見ながら映画鑑賞の気分に浸った。

もも串焼き、生ハムのカルパッチョ

次に驚いたのは焦げ目がついていない不思議な串焼き。忍術のようだ。蒸し焼きにしたのだろうか。冷凍品をチンしたにしては身が固くないので、ビニール袋に入れて湯せんしたのかもしれない。
醤油をかけようかと思ったが、テーブルに置いてないので、かばんからMy唐辛子・黄金一味を取り出して振りかけた。魔法の粉は料理の味を一変させてくれた。カルパッチョにも役立った。どうだ!これこそ忍術だと仲間に胸を張った。

トントン焼き

豚挽きハンバーグに薄切りの豚肉を巻いて焼いたものが自慢料理のトントン焼き。これを食べて仲間が目を剥いた。最後の驚きだ。黄金一味をかけたので銀髪は気にならなかったが、臭いが我慢できないらしい。全部食べると軽蔑されそうなので、半分以上残した。

客は広い店内に我々を含めて2組だけだが、料理が出てくるのが極端に遅い。これ幸いと残りの料理をキャンセルしようと思ったが、調理中と言われて諦めた。

カマンベールのチーズ揚げ

比較的まともに見えたが、仲間は完全に戦意喪失している。オーナーや調理場に抗議を示すために箸もつけないで勘定をしてもらった。

悲しいことにアルバイトと思われる若い店員たちの言葉遣い、所作、笑顔がとっても素晴らしいのだ。いそいそとビニール袋から靴を取り出して揃えてくれる彼らに不満はないので、こちらも笑顔を振り撒いて店を出た。若者たちが誇りを持って働ける職場にして欲しいと切に思った。

数分後、口直しに入った平均レベルの寿司屋の料理が美味しかったこと。仲間に笑顔が戻った。

武士の館
東京都新宿区歌舞伎町1-3-6
03-3232-9511

投稿者 銀髪 : 2007年07月09日 05:23

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