口は災いの元? 福の元?
仕事の話のつもりがいつの間にか食べ物の話になる。いつもお決まりのパターンである。最初は相手の話を聞いているが、「スッポンなんか美味しくない!」なんて言われるともう堪らない。「それじゃあ、今度連れて行ってあげますよ!」と言ったところで相手の策略に嵌まったことを知る。
たん良は変わらない。メニューは夏の鱧、冬のすっぽんなど季節で少し変わるが、基本的にはいつも一緒だ。大将も女将さんも齢を取らない。壁の提灯が少し増えたようで、年に数回しか来ない銀髪の提灯も同じところにある。
季節を感じさせるお通しだけは毎回違う。
よこわ(メジマグロ)、ぐじ(アマダイ)、赤貝、鯛、貝柱。刺身の盛合わせでも京料理の伝統を守っている。
たん良で食べさせると誰もが美味しいと言う。1年物なので臭みが少ないとそうだが、品質の違いもあるのだろう。
二つとも葛粉でとろみをつけて似ているが、具の違いを楽しめる。
いつもと変わらぬ澄んだスープ。プリンプリンの癖のないスッポンの身とタップリのコラーゲン。どうだ参ったか!
相手の笑顔を見たら懐の寒さは気にならない。いつものように大将・女将2人の「おおきに、おおきに」の声に見送られて外に出た。まる鍋で温まり、外気の寒さも気にならない。
さて、これからどこに行こうかと思案していたら、なんと相手が次の店は持ってくれると言う。口は災いの元のはずが、転じて福となった。これも美味しいたん良の料理のお陰だろう。
メデタシ、メデタシ
たん良
東京都港区赤坂3-7-15
03-3586-1914
PS
江戸ねぎまさんのコメント、ドンピシャのタイミングでした。たん良ともども銀髪グルメ紀行をよろしくお願いします。
ミシュランより銀髪グルメ紀行を愛してくれる皆様、本当にありがとうございます。これからも食べ歩き頑張ります。ミシェランではなくミシュランでしたね。優しい皆様、重ねてありがとうございます。
投稿者 銀髪 : 2007年11月26日 07:51
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