銘酒「八海山」の八海醸造(株)の工場見学に行った。
1922年創業で85年の歴史を誇る八海醸造も、全国に知られるようになってまだ30年ぐらいという。新潟では96社の酒造会社があり、生産量では久保田で知られる「朝日山酒造」、「菊水」に次いで3番目である。
以前にも書いたが、日本酒は大きく分けて米だけで作ったもの(純米酒)と醸造用アルコールを加えたもの(醸造酒)の二つに分けられる。醸造用アルコールは殆ど100%がサトウキビを原料としてブラジルで生産される。輸入後再蒸留されて無味無臭のアルコールとなるので、日本酒の味には影響がないとの説明を受けた。それでもメンバーの一人は首を傾げる。
精米歩合で、大吟醸(精米歩合40%以上)、吟醸(同50%以上)、本醸造(同55%)、普通酒・清酒(同60%以上)に分類される。数字が少ないほど多く削られ、色は白くて、味もピュアになる。ごはんで食べる精米歩合は92%程度という。
酒造りも機械化が進んでいるが、すべての工程で人間の手による細やかな作業が加わる。米の芯まで麹菌が浸透するように定期的に米を交ぜるのも手作業だ。
最大の楽しみは試飲会だ。30分以上の講義の睡魔に耐え続けたのもこの瞬間を得るためであった。
目玉は本日絞りたてのアルコール19度以上の本醸造酒である。市販のものと飲み比べたら、香りが高くて圧倒的に絞りたてが美味かった。
日本酒は繊細な酒だ。吟醸酒以上になると米の半分は酒粕となるが、捨てるわけではない。酒粕は栄養価も高くてさまざまな食品に利用される。化粧品としても使われている。
日本酒を飲むと肌がきれいになるいう。男どもは焼酎ブームに乗ってしまった。美容効果があると女性が愛飲してくれるようになれば、日本酒ブームが再燃するかもしれない。
投稿者 銀髪 : 2008年02月09日 07:27
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