銀座で40年のこだわりの焼き鳥屋
銀座インズにある店と聞いていたので、女性好みのこぎれいな店と思っていた。入ってみると重厚な木のテーブルや椅子だけでなく店員も年輪を重ねている店だった。
店に足を踏み入れると、開店当初から働いていると思える昔美人だった(かも知れない)女性が満面の笑みで迎えてくれた。
もちろん笑顔が向けられたのは常連さんである。メニューを見た感じではコースを頼むしかないようだが、常連さんのお陰でかなりの自由を与えられた。焼き鳥は時間がかかるとのことで、彼はテキパキと生野菜をオーダーする。実に頼もしい。
最初にレバーがやってきた。写真では分かりづらいかもしれないが、ミディアムレアの焼き加減が素晴らしい。銀髪の評価に常連さんも誇らし気だが、本人は生は嫌い。
レバーと同様に素晴らしかったのがハツ。これもわずかに生っぽくて、最高クラスの焼き加減・味だった。生っぽいのがダメな連中は、焼きなおしてもらったが、店の人は不機嫌だった。
うずらと皮、砂肝が来たところで立ち上がった。メニューには焼き鳥の種類が書いてないので、焼き場のカウンター上の冷蔵ケースに収まっている串を見に行った。膝なんこつ、軟骨、ぼんちり、手羽先を追加注文した。
一串の量が多く、脂が乗った立派な焼き鳥は、若者の腹にも納まり切らなかった。もちろん銀髪は自分のノルマは達成した。
「伊勢廣」や宮川などの老舗は量が多い。高度成長期の企業戦士たちは、大量に飲み食いしたに違いない。齢を取った彼らだけでなく、若い連中も食が細くなって上品になった。もしかすると、食欲は経済成長率と比例するのかもしれないと思った。食が細った国の男たちは元気がない。
葡萄屋
東京都中央区銀座西2-2 銀座インズ2 B1F
03-3564-2001
投稿者 銀髪 : 2008年03月21日 07:40
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