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2008年03月21日

[葡萄屋](銀座)

銀座で40年のこだわりの焼き鳥屋


銀座インズにある店と聞いていたので、女性好みのこぎれいな店と思っていた。入ってみると重厚な木のテーブルや椅子だけでなく店員も年輪を重ねている店だった。
店に足を踏み入れると、開店当初から働いていると思える昔美人だった(かも知れない)女性が満面の笑みで迎えてくれた。

もちろん笑顔が向けられたのは常連さんである。メニューを見た感じではコースを頼むしかないようだが、常連さんのお陰でかなりの自由を与えられた。焼き鳥は時間がかかるとのことで、彼はテキパキと生野菜をオーダーする。実に頼もしい。

レバー

最初にレバーがやってきた。写真では分かりづらいかもしれないが、ミディアムレアの焼き加減が素晴らしい。銀髪の評価に常連さんも誇らし気だが、本人は生は嫌い。

ハツ

レバーと同様に素晴らしかったのがハツ。これもわずかに生っぽくて、最高クラスの焼き加減・味だった。生っぽいのがダメな連中は、焼きなおしてもらったが、店の人は不機嫌だった。

うずらと皮、砂肝が来たところで立ち上がった。メニューには焼き鳥の種類が書いてないので、焼き場のカウンター上の冷蔵ケースに収まっている串を見に行った。膝なんこつ、軟骨、ぼんちり、手羽先を追加注文した。


一串の量が多く、脂が乗った立派な焼き鳥は、若者の腹にも納まり切らなかった。もちろん銀髪は自分のノルマは達成した。
「伊勢廣」や宮川などの老舗は量が多い。高度成長期の企業戦士たちは、大量に飲み食いしたに違いない。齢を取った彼らだけでなく、若い連中も食が細くなって上品になった。もしかすると、食欲は経済成長率と比例するのかもしれないと思った。食が細った国の男たちは元気がない。


葡萄屋
東京都中央区銀座西2-2 銀座インズ2 B1F
03-3564-2001

投稿者 銀髪 : 2008年03月21日 07:40

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コメント

銀髪さんご指摘の通り、昔の企業戦士はよく食べた。何しろ、ダイエットだとかメタボリックだという意識もコトバもほとんどない、「良き時代」だった。タバコだって「今日は元気だ、タバコがうまい」とか「タバコは生活の句読点」などという麗しい専売公社のCMが幅を効かしていた一時期があった。

それにしても銀髪さんはユーモアのセンスも抜群だ。昔美人だった風な女性がテーブルや椅子と同様に年輪を重ねているとは、愉快爽快ですね(年輪で重厚な白髪氏より)。

投稿者 ハマジンスキー : 2008年03月21日 11:21

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