再び松江の一耕へ
「今度は〇日に来ます」と言って常連の先生と女将に別れを告げ、約束どおりやってきた。5時前に入店してビールを飲み始めたところに女将が登場、あれから指折り数えて銀髪を待っていてくれたらしい。すぐに先生に電話をしてくれた。やりかけの仕事を放り出して来るそうだ。
先生が来る前に別の常連さんが女性2人を従えてカウンターに座った。15分ほど待ったところで先生が飛び込んできた。常連さんと先生の二人は地元の名士。仲がいいのかライバルか、議論か言い合いか、地元の言葉なのでよく分からないが丁々発止とやりあっている。
40代と思われる男性が一人で入ってきた。5時を僅かに過ぎたばかりなのにカウンターはほぼ一杯になった。相変わらず先の二人が話し込むもんだから、連れの女性は後から入ってきた男性と楽し気である。「議論ばかりしていると女性を取られてしまいますよ!」と銀髪が茶化す。酔いが回るに連れて客同士が打ち解ける。
「しめさばが好きだったですよね」と女将が料理人に勝手に注文してくれる。調理場から「美味しくなるまであと10分待ってくれ」と聞こえてくる。若いのにこだわりの料理人は、一人冷静である。
箸休めに薬膳酒としょうがが出された。
季節の天ぷらを味わった。前回来た時は吹雪に泣かされたが、あっという間に春爛漫である。
時間の経つのは早い。ボチボチ空港に向かう時間がやってきたので、勘定を頼みトイレに入った。出てきたら一人客を残して全員が立ち上がっているので驚いた。銀髪が去るのを合図にみんなも帰ると言う。別れ際に「次に来るときは泊りがけで来なさいよ!」と先生が言う。女将はニコニコ笑っている。 本当に嬉しいもんだ。
酒場で出会い、別れを惜しむ。酒飲みに生まれて良かった。
和み三昧 一耕
島根県松江市東本町1-58
0852-32-4577
投稿者 銀髪 : 2008年03月27日 07:43
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