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2008年03月28日

[雪園](新宿)

湖南料理の老舗レストラン


湖南料理は中国8大料理の一つだそうだ。湖南料理の他は四川、広東、山東、江蘇、浙江、福建、安徽で、北京料理は山東料理、上海料理は浙江料理に含まれるらしい。

湖南は毛沢東の出身地で、昔の楚があったところと言われると、何となく分かった気分になる。史記、項羽と劉邦、四面楚歌、さらに虞美人が出てくれば親しみさえ湧いてくるから不思議だ。

鶏肉の湖南風辛子ソース、自家製ハムのハチミツ漬け

最初の赤いものを食べて相方が悲鳴を上げた。赤ピーマンと思ってパクリとやってしまったが、幅広の唐辛子だった。山椒を使う四川料理は痺れるような辛さだが、湖南料理は辛くて酸っぱいのが特徴だという。最初から見事に洗礼を受けてしまった。

ゆばのサンドイッチ、柔らかバラ肉と豆腐の黒豆煮込み

配膳室に料理が到着したブザーが聞こえるが、フロアを担当するベテラン中国店員は向こうのテーブルの客と話し込んでいる。耐えかねて「到着しましたよー!」と彼を呼んだ。「何年もフロアを仕切っているから大丈夫。ちゃんと聞こえてますよ」と言うが、冷めた料理は食べたくない。案の定サンドイッチの上のアメは固くなって歯にこびりついた。

京橋の雪園はよくランチで行った。必ず海鮮焼きそばを頼み、豆板醤をタップリ乗せて食べた。懐かしくなって、最後はメニューにはなかったけれど、焼きそばを作ってもらった。

海鮮焼きそば

店員もお腹が空いたのだろう。配膳室からズルズルとソバを食べる音が聞こえてくる。彼の食事が終わったところで、我々の焼きそばが到着したとブザーが知らせてくれた。
豆板醤で食べたかったが、置いていないと断られたので仕方なくマスタードで食べた。

「昔、京橋の雪園で焼きそばをよく食べた」と言うと、店員は「ウンロウには行ったか?」と聞く。「行ったことがない」と応えると、メモ用紙に雲楼と書いて渡してくれた。ライバル店を奨めるとは変な奴だ。

固くなったアメ以外は、どの料理も美味しかった。ベテラン店員はとっても愛想が良くて、話も上手だった。ブザーに機敏に反応してくれていたら文句はない。
そうそう、彼がお腹を空かせていなかったらもっと良かったかもしれない。


雪園 本店
東京都新宿区新宿3-8-9
03-3354-4028

投稿者 銀髪 : 2008年03月28日 07:42

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コメント

いつも楽しく拝読しております。
朝オフィスでまず読ませていただくのが私の日課です。
さて「雲楼」の焼きそば確かに旨いです。
海老の塩焼きそばも牛肉焼きそばも、そして豆板醤というかもうちょっと旨みがあるようなヤツもたっぷりつけてください。
お二人で行かれたら、それにセロリチャーハンをシェアしてみてください。
味の素の「cook do」はこの店の味を参考にした、という噂もありますが、はてさて。

投稿者 シバオー : 2008年03月28日 08:25

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