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2008年03月29日

[雲楼](京橋)

最後まで衰えないのは食欲?


雪園新宿本店の焼きそばは、美味しかったが懐かしの味ではなかった。そうなると京橋店にどうしても行きたくなってしまった。
約15年振りだったので少し迷ったが、大きな時間のロスもなく辿り着いた。入り口にはランチのサンプルが置いてあり、お目当ての焼きそばもちゃんとあった。

3階に通されてちょっと面食らった。記憶がない部屋なので以前来たのは2階だったのだろうと思う。入り口ではよく見なかったが、出てきた1,300円の海鮮焼きそばは小皿、スープ、デザート付のセットになっていた。ちょっと違和感がある。

テーブルに豆板醤が置いていないのも変だ。わざわざ豆板醤を頼んで食べたが、舌は明らかに違うと主張する。店が変わったのか、舌の記憶違いか分からないままに店を出た。

翌日、雪園新宿店の店員が奨めてくれた雲楼に行った。入り口のメニューを見ると左上から焼きそばが数種類並び、他の料理に続く。焼きそばが看板料理なのは間違いない。2階に上がるとデジャブー(既視感)に捉われた。席についてテーブル上の豆板醤の瓶を見て全てを悟った。デジャブーではなかった。昔焼きそばを食べた店は雪園ではなく、雲楼だったのだ。
雪園新宿本店の店員が、雲楼を紹介してくれた理由もよく分かった。焼きそばで有名なのは雪園ではなく雲楼だと言いたかったのだろう。

五目焼きそば

イカ、ホタテなどの魚介類、豚もつなどが入った五目焼きそばに、豆板醤をタップリかけて食べた。食べている途中で、昔よく食べたのは五目ではなく海老入りだったことも思い出してきた。それにしてもこんなに量が多かっただろうか。軽々と食べていた昔が懐かしい。

人間の記憶とは何とあやふやだろう。一番確かなのが味覚だったというのも驚きである。もしかしたら、味覚だけはボケないのかもしれない。欲望の中で最後に残るのが食欲ということを考えれば当然かもしれない。


雲楼
東京都中央区京橋2-7-9
03-3561-6390/0226

投稿者 銀髪 : 2008年03月29日 08:11

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