たい焼きをもらった
初めてたい焼きを食べたのがいつか覚えていない。福岡に住んでいた頃、いつも食べていたのは回転焼きだった。
小学6年生の梅雨時に東京に移った。同じ物が地域によって呼び方が異なるとは知らない。初めて今川焼きを見たとき、回転焼きに良く似た菓子があると思ったものだ。
近くに今川焼きを売る店がなかったので食べる機会はめっきり減り、スーパーの前で売っていたアメリカンドックやたこ焼きが好物になってしまった。一時期、その場所でたい焼きを売っていたような気がするが記憶はおぼろげである。
前に勤めていた会社が新川にあったので、お客様がしばしば差し入れしてくれたのが人形町柳家のたい焼き。並んでまで買って来てくれるのは有難かったが、口にしたことはない。
銀座のクラブの黒服が届けてくれるのが「根津のたいやき」で柳家の暖簾分けとのこと。たい焼きのお礼にクラブに行くことになるから、鯛で客を釣ることになる。高くつくのでたい焼きはいらないと断っているのだが、止めようとしない。
浪花屋総本家のたい焼きをもらった。兄嫁が母に買ってきたものをおすそ分けしてくれた。貰ったのは3個のみ。我が家の女3人分で銀髪にはない。
最初から食べる気がないので、文句は言わない。浪花屋総本家が「およげ!たいやきくん」のモデルと言うので写真だけ撮った。
柳家、浪花屋総本家、四谷のわかばが東京のたい焼き御三家と言われるそうだ。どの鯛焼きも尻尾まで餡がつまっている。我が家の3人はつまっていない方が好きだと言う。大論争にもなるようだが、まったく興味がない。
銀髪の弱点は甘いものが苦手なことである。レストラン評価はデザートまで含まなければ画竜点睛を欠くと言われても仕方がない。
御三家だろうが、尻尾の餡がどうであれ食べる気にはならない。回転焼きなら一口だけ食べてもいいような気がする。単に思い出探しに過ぎないけれど…
投稿者 銀髪 : 2008年04月11日 08:03
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