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2008年05月08日

[カンパニョーラ](新宿)

ゆったりと食事を楽しむ気持ちが必要だ


「オステリア ヴィンチェロ」その2でコメントしていただいた、吉田さんご推薦のお店に行ってきた。厚生年金会館の裏道にあり、新宿三丁目、新宿御苑前駅のどちらからも少し歩く。早く行こうと思っていたが、雨の日を避けていたら時間が経ってしまった。

店はすぐに分かった。階段の下から見ると大きな店に見えたがカウンター8席とテーブル一つとこじんまりとしている。

頼んだ4品の前にアミューズが出てきた。丁寧な仕事振りをカウンター越しに見ているとお互い緊張してしまいそうなので「一人でやっているんですか?」と声をかける。他に客は誰もいないので、オーナーシェフの山根さんを和ませようとした。美味しいものを食べるためには客でも偉そうにしないで努力するのが銀髪の主義。

前菜盛合せ

乾燥トマトが2種類乗っている。カリカリの方が特に美味しい。これだけでいくらでもワインが飲めそうだ。山根さんは以前住んでいたシチリア料理を得意とする。シチリア料理にトマトは欠かせない素材だそうだ。

シチリア風カチョカヴァロチーズのソテー

初めて聞く名前のチーズ。焼いたチーズは本当に香ばしくて好きだ。

ウニのスパゲッティ アーリオオーリオ

ウニのスパゲティはクリームタイプが多いが、ぺペロンチーノ風もなかなかいい。トマトが入っていてもトマトソースとは違う。なかなかいいアイデアだ。今度家で作ってみよう。

バークシャー種黒豚肩ロース肉のグリル バジルのペーストを添えて

黒毛和牛と言うが、黒毛和豚と言わないのは何故か。答えは簡単、黒豚は実はイギリスのバークシャー種が元になっていて日本原産ではない。山根さんに聞いて初めて知った。アメリカ産の100%純粋バークシャー種黒豚は確かに美味かった。

途中からカウンターは満席になった。山根さんが一人で料理をし、ワインを注ぎ、話に付き合う。忙しくても手抜きしないし、そもそも手のかかる料理が多い。
早食いの人、我がままな人には向かない。ゆったりとした時間を堪能したい人にはいい。

吉田さんが言うアットホームな雰囲気を作りたいなら、客も協力しなくてはならない。山根さんとの距離感が近くなれば成る程、料理の完成度は高くなり、客も満足する。そんな店にするために、忙しくても一人の方がいいというのが山根さん流のこだわりなのだろう。


カンパニョーラ
東京都新宿区新宿6-4-2 コスモ新宿1F
03-3358-3409

投稿者 銀髪 : 2008年05月08日 07:59

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