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2008年06月10日

[義市商店](神戸元町)

最後の砦、明石焼き


東の横浜、西の神戸。外国文化が深く根付いた街である。共通する名物料理は中華料理と洋食。今回は洋食を食べようと意気込んだ。

新神戸駅からタクシーで目的の「レストランハイウェイ」に向かった。谷崎潤一郎が愛した老舗。ところがトーアロードに店はない。電話も取り外されていた。どうやら移転してしまったらしい。でも慌てない。次の候補も調べてある。中華街近くの伊藤グリルに歩いて行った。店に入ると間髪入れず冷たく宣告された。「満席です!」

さすがにショックは隠せない。近くに他の候補はない。伊藤グリルに行く途中で一瞥した明石焼きの店に戻った。お腹はペコペコである。時計は1時を回り、他の洋食屋を見つけるまで可愛そうなお腹をなだめすかす自信はない。

大阪の家庭では必ずたこ焼き器があると言うが、明石焼は特別な焼き器があるのだろうか。いずれにしても、地元の人が昼食時に群がるとは思えない。予想以上にこちらは空いていた。銀髪がオーダーする前に先客が勘定をして、以後銀髪が食べ終わるまで貸切になった。

壁には辻本清美や巨人の村田捕手、元ボクシング世界チャンピオンの井岡などの色紙が貼ってある。もう少し人気があり、旬の芸能人を誘致した方がいい。宣伝になっているとは言い難い。

神戸牛のステーキと明石焼きのセット

お得だと言われた1,300円のセットの神戸牛はこちらも予想通りの薄さ。それでも味は悪くなかった。

予想外だったのは明石焼き。なかなか美味しいじゃないか。たこ焼きよりもたこの存在感がある。今まで食べた明石焼きの中では一番美味い。今までで一番お腹が空いていたのを割り引いても悪くないと思った。店がガラガラだったので期待しなかったのも良かったかもしれない。

勘定をしたら最寄の観光地図をくれた。よそ者とバレバレの銀髪だからという訳でもなさそうで、客の殆どが観光客だから機械的に出している感じもする。

目的の洋食は食べられなかったけれど、そこそこ満足した。レストランハイウェイや伊藤グリルに用意した予算をかなり下回ったのも良かった。めでたし、めでたしである。


義市商店
兵庫県神戸市中央区北長狭通3丁目1-1
078-331-7890


投稿者 銀髪 : 2008年06月10日 07:57

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