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2008年06月12日

[ストックホルム](赤坂)

スウェーデン料理のバイキング


昭和30年代前半、帝国ホテルが食べ放題のことをバイキングと名付けて世に広めた。そのモデルとなったのがスモーガスボード。スウェーデンなど北欧の料理なので、帝国ホテルは日本人が覚えやすい「バイキング」にしてしまった。今ではバイキングよりビュッフェの方が一般的になり、本家本元のスモーガスボードの呼称は脇にやられてしまったままである。

レストランストックホルムは日本で唯一のスモーガスボード専門店とのこと。前々から行きたかった店である。ようやく1700年代より伝わるスウェーデンの伝統料理・スモーガスボードを味わうことができた。

常時60種類以上の料理がある。スウェーデン料理の代表的なものがニシンを使ったもので、上の写真の皿の手前に6種類並べた。基本はマリネ・酢漬けで、これをマスタード、ハーブ、トマト、ホースラディッシュ、バルサミコ酢など色んなソースに漬け込んだものがある。

せっかくだから、お代わりの皿にもニシンを乗せて、スモーク鱈、スモークサーモン、グリーンランド産甘海老ボイルなどたくさん盛った。
2皿目をたいらげながら、テーブルの上に置いてあるスモーガスボードの食べ方・解説書を読んだ。

「スモーガスボードの食べ方には、スウェーデンの伝統的な様式があり、例えばお皿の数が多ければ多いほどマナーが良いとされている、などがあります。たくさんの料理を少しずつ味わっていくことが重要となりますので、一度にたくさんの料理を取らずに、お皿には少しずつ盛りつけていき、テーブルとスモーガスボードを何度も往復しましょう。」

今更分かってももう遅い。「お皿をたくさん汚したら、使う洗剤も多くなり環境汚染につながる。」と負け惜しみを言って自らを慰めた。

温かい料理もなかなかボリュームがある。白いソースをかき回してスパゲティにかけたら、丸ごとのホタテがごろんと転がり落ちた。

最後はチーズ。ノルウェーのゴートチーズ、デンマークのクリームチーズやブルーチーズなどを食べる。もちろんケーキやアイスなど甘いものもある。ここまで来ると腹が重くて動くのが嫌になる。

ホテルのバイキングと比べると、こじんまりした空間で最初は拍子抜けするが、内容はこちらの方が上と思う。海賊よろしく豪快にスウェーデン産のリキュール・アクアビット(生命の水)をあおれば、楽しさは倍増する。


レストラン ストックホルム
東京都千代田区永田町2-14-3 赤坂東急プラザ1F
03-3509-1677
http://www.stockholm.co.jp/

投稿者 銀髪 : 2008年06月12日 07:36

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