2009年04月19日

月見そば

たかが月見そばと笑うなかれ


生卵が無料でトッピングできる「まえだ」では、月見そばが380円のかけそばの値段で食べられると思って喜んだ。お得なまえだが近くにあるのに、小諸そばが満席なのが不思議に思えた。興味が湧いて月見そばの値段を見たら何と290円ではないか。そば自体の質が違うとはいえ、衝撃を受けた。

数日後、日本橋の立ち食い蕎麦屋「よもだ」に行った。生まれて初めて月見そばを頼んだ。かけそばが220円、卵が50円、合計で何と小諸そばより安い270円。なんだか申し訳ない気持ちになった。

よもだ

小諸そばの写真も撮らなくっちゃ。数日後、小諸そばに行った。そばを鍋に投げ込む。ざるでお湯を切ってどんぶりに移す。ここから「よもだ」と作り方が違った。どんぶりに入れたそばの中央に窪みを作って卵を乗せ、その上に熱いそばつゆをかけたのだ。白身が少し固まり、盛り付けも美しい。イヤー、月見そばは奥が深い。天ぷらそばなどはつゆを入れて最後に具を乗せるのに月見そばだけ別格だ。

小諸そば

他の立ち食い蕎麦屋はどうだろう。なんだか月見そばにのめりこんでしまった。日本橋三越前の六文そば、東京駅八重洲地下街の梅もとへ行った。

六文そば、梅もと

そばの質や量が違うので値段の比較はどうでもいい。関心があるのは作り方のみ。固唾を飲んで料理人の手元を見詰める妙な客である。どちらの店も卵を乗せてからつゆをかけるのは同じ。しかし六文そばは黄身がどんぶりの隅っこに流されてしまい、梅もとは最初からどんぶりの縁に卵が割り落とされたのでつゆが卵全体にかからない。

味についての評価は立ち食いそばフリークに任せることにして、美しさでは小諸そばが一番だった。他にも立ち食いそばの店は山ほどあるから、作り方の統計を取りたくなったが、それも立ち食いそばフリークに任せよう。もう、月見そばは飽きた!

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2009年03月21日

[さるや](日本橋小網町)

日本で唯一の楊枝専門店


新幹線の座席のポケットに入れられている雑誌WEDGEで面白い記事を見つけた。日本で唯一の楊枝専門店が日本橋小網町にあるという。かつて慣れ親しんだ町にそんな店があるとは知らなかった。

江戸時代初期は人形町が文化の中心地で、振袖火事とも言われる明暦の大火(1657年)までは吉原遊郭もこの付近にあったことは意外と知られていない。爪楊枝は江戸時代になって歌舞伎役者や遊女が使い、庶民に普及したというから、楊枝屋が人形町周辺に多数あったことも頷ける。

さるやは宝永元年(1704年)創業と後発ながら、あるいはそれ故に贈答用や縁起物として容器などを工夫して売ったため、今まで存続できたと言われる。今も昔も商売は知恵次第ということだろうか。

さるやの商品は有名デパートなどに置いてあるが、本店に行かなきゃ始まらない。さすがに本店だけに品揃えも豊富で、箱のサイズ、形状、絵柄など様々なものがある。贈答用に人気なのは「大入」「金千両」「隈取」など。

金千両には楊枝のみ、隈取には辻占いなどを書いた紙に巻かれた楊枝が入っている。近くに遊郭があっただけに、色恋に絡む粋な文句が書かれている。100種類程度あるそうだ。
「意地で逢わずにいるだけなのに 鏡に出ているこのやつれ」「四畳半ここを締めきりゃ二人の天下 遠慮はどこかへ逃げている」2本だけ開いてみたけれど、後は楽しみに取っておこう。

「すいませーん、爪楊枝ありますか?」料理屋で店員に声をかけるようになったのはいつ頃からだろう。子供の頃、親や先生たちに歯磨きの習慣を叩き込まれたにもかかわらず、大人になってから歯周菌にアルコールなど高カロリーの餌をせっせと供給し続けた。その報いは大きいが、お陰で粋な文句の楊枝を使えるようになった。ちょっと悲しい強がりである。

さるや
東京都中央区日本橋小網町18-10
03-3666-3906
http://www.saruya.co.jp/

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2005年09月01日

うんちく集     

店舗紹介の中でもうんちくや思い出話をたくさん書いていますが、店舗一覧に含まれていない話をこのコーナーに集めました。
(更新日:2008年11月24日)

[酒、飲料] 

「蓬莱泉」 
「スワンサイダー」 
「越乃寒梅 古酒 乙焼酎」 
「十四代秘蔵純米焼酎」 
「ジャパニーズウィスキー」 
「紹興酒35年」 
「BALVENIEバルヴェニー」  
「ラフロイグ」
「村尾」 
「グラッパ」
「カクテルMy東京」
「ビールの評価」
「ジャパニーズ・ウイスキー」
「梨のカクテル」 
「かぼすギムレット」
「カップ酒」
「喜ばれるお土産」
「泡盛 大琉球国」
「ビールのラベル」
「ミネラルウォーター」 
「ロンリコ」
「マルガリータとマルゲリータ」 
「バーボン」
「酒のアルコール度数」 
「へネシー」
「バレンタイン30年」 
「ワインの見分け方」 
「カクテル・風と共に去りぬ」 
「カクテル・アンタッチャブル」 
「酒は百薬の長」 
「花茶」
「日本酒の米」
「焼酎サーバー」 
「ルイ13世」
「だるま」
「日本酒」 
「ヘミングウェイのダイキリ」 
「赤玉ポートワイン」
「シャンパン」
「まずビール」
「ギムレット」 
「ワインがわからない」
「カルヴァドス」 
「タンカレー」
「アブサン」 
「アルコールの効用」
「ノンアルコールビール」 
「モルトウイスキー」
「プレミアビール」
「ヌワラエリア」

[食事、料理]

「村上のカレー」 
「スターバックス値上げ」 
「マンゴー」 
「ラーメンの作法」 
「氷見うどん」 
「花火とバーベキュー」
「峠の釜飯」 
「和田金のお土産」 
「伊勢うどん」 
「ぽん菓子」 
「ソースカツ丼」 
「山陽道の駅弁」 
「明治神宮」 
「越前かに」 
「山田製油」 
「モスバーガー」 
「すきやばし次郎まかないうどん」
「あさり」 
「ポテトチップス」
「今西の奈良漬」
「たいやき」 
「コンビニのご当地おにぎり」
「鯖のへしこ」
「空弁 新千歳空港」
「結婚式」 

「湯たんぽ」 
「ゴルフのお食事」
「カツサンド」 
「赤飯」 
「ミルクシーフードヌードル」 
「富山のお土産」 
「越後・村上の鮭」 
「山口県のカレー」 
「ぼたもち」 
「福島地鶏弁当」 
「熊、とど、あざらし」カレー 
「あなご」 

「ミシュラン」 
「しいたけ」 
「ズワイガニ漁解禁」 
「モンド・セレクション」 
「広島名物」 
「かきカレー」 
「うなぎ弁当」
「静岡おでん」 
「鴨の舌」
「スコッチエッグ」
「スイカ」 
「桜えびと白えび」
「ゴルフの食事」
「オムライス」 
「あんかけスパゲッティ」
「かつ天」
「ハンバーグ」
「イチジク」 
「スピッツとぶっかけご飯」 
「地ビールとゆで卵」 
「からすみ」 
「東京弁当」
「肉じゃが」
「食堂車」
「和食の店の選び方」
「オイルフォンデュ」
「馬刺しの産地」 
「おせち」 
「鯖寿司」 
「お弁当」「さばの缶詰」 
「かきフライ」 
「うま味調味料」 
「ホットドッグ」 
「パエリア」
「ホワイトカレー」 
「ミートパイ」 
「納豆」 
「偉いお店」 
「コロッケ」 
「A5等の佐賀牛」
「ナッツのロースト」
「ワニ」
「ベーコン」 
「手作りは美味しいの?」 
「サンドイッチ」
「お粥」
「皿うどん」
「酢豚」
「お通し」 
「生菜包サンチョィパオ」
「肉まん」
「信州そば」 
「きしめん」
「オムレツ対決」 
「さんま」
「バイキング」
「ファーストクラスの機内食」
「上海蟹②」
「クラブサンドイッチ」
「松茸づくし」 
「ゲテモノ料理」 
「お弁当」
「目玉焼き」
「うさちゃん餃子を作ろう」
「HOW TO COOK ?」
「ポルトガル料理」
「飲茶・鶏足」
「鱧」
「大あさり」
「手作り小龍包」 

「ところてん」
「ロールキャベツ」
「リブアイステーキ」
「ソフトシェルクラブ」
「ハンバーガー」 
「パエリアとガレット」

[料理の素材、調味料等]

「塩」
「黄金一味」 
「エデンの東」 
「辛子明太子」
「とんかつソース」
「生しいたけ」
「プロの味」
「マヨネーズ」
「野生は美味いか」
「わさび」


[お菓子、パン]

「地域限定お菓子でみる地方名産品」
「桜餅」
「パン」

[築地場内市場、お買物]

「年末の築地2008」
「築地場内市場の12月」
「築地場内市場2006秋」
「鮪のかま」 
「築地場内ツアー」
「築地場内市場②」
「築地場内市場①」
「年末の築地市場」
「墨イカのスパゲッティー」
「築地場内市場へ行こう!」
「鯨肉にも旬がある?」
「有機野菜」
「自転車で野菜の買出し」

[グルメとは直接関係ないかも知れないけれど…]

「北京オリンピック」
「ホノルルセンチュリーライド2008」 
「さらばブラックタイガー」 
「1000回目」
「朧月夜」
「謹賀新年2008」 
「観光立国」 
「帝国ホテルのパーティー」
「ビジネスホテル」 
「BYOの勧め」 
「不親切な店員」 
「花見」
「パーティー会場の選び方」 
「銀のクリストフル」 
「謹賀新年」 
「2006年トップ5」 
「旅の宿」
「男と女」
「ホノルルセンチュリーライド」
「服装のマナー」 
「幸せな日本人」 
「山笠」
「バレンタインデー」
「バラライカ」 
「TOC」 
「席順のマナー」 
「仕切鍋」
「カサブランカ」
「仕事始め」
「もうじき終わりお正月」
「謹賀新年②」 
「謹賀新年①」
「大晦日」 
「メリークリスマス」 
「クリスマスなんて大嫌いだ」 
「電車男」 
「スパゲッティーのマナー」 
「神田川」 
「HAPPY BIRTHDAY」 
「寿司はテーブルで」
「スペシャル・オリンピックス」 
「自転車の独り言」
「自然楽校&SHOW園」
「キュラソー」
「ラスベガス」 
「富士山」 

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