健康力 - スタイリッシュで元気な自分のために -

「このお年寄りは誰だろう」と思った人が同級生だと知って驚いたり、わが身も世の中からは、こんなふうに見えているのかもしれないなぁと、久しぶりに出席した同窓会で、暗澹たる気分に陥ったことがある人は少なくないハズ。ヘコんでいる場合ではないですぞ。豊かな自分ライフは自分で勝ち取らねば! このシリーズはちょっと老化を意識しはじめた、そんな貴兄のために、アンチエイジング関連情報をまとめていきます。ナビゲーターはアンチエイジングの専門医、銀座オクトクリニック伊藤壱裕医師にお願いした。

豊かで心休まる時間を享受するためにも、まず健康で若いカラダを維持することが重要。近年、耳目を集めている「アンチエイジング」。文字通り抗加齢という考え方であるが、その実際はどこまで進化しているのだろうか。まずは自分のカラダの実年齢を知るために、老化を数値で測定できる「老化判定ドック」から始めてみよう。

「老化判定ドック」でサビつき度を把握

アンチエイジングドック(老化判定ドック)では、最新の機器を駆使した「血管年齢測定」や「抗活性酸素力検査」などで、自分のカラダの老化度が一目瞭然に示される。暦年齢は50歳なのに血管年齢を調べたら80歳レベル、といったショッキングな結果も珍しくないとか。また自覚症状のない動脈硬化も、その進行度をチェックすれば、心筋梗塞や脳梗塞のリスクだって予測することが出来るから驚きだ。
老化を促す元凶として話題の「活性酸素」による酸化度、それに対抗する抗酸化力を測定する検査等なども行われ、これらのデータを基に、オーダーメイドの若返り医療を組み立ててくれる仕組みなのだ。

死亡率がいちばん低い体格は「BMI22」

肥満がさまざまな生活習慣病を招くことは知られているが、“いちばん死亡率の低い体格”というのが統計上、明らかになっているのはご存知だろうか。
これを判定するために、体格を定量的に示すBMI検査があり、これはアンチエイジングの定番検査でもある。この体格指数BMI(体重kgを身長mの2乗で割ったもの)で言うなら、指数22の場合が死亡率が最も低い。つまり、この体格を維持することが、健康寿命をまっとうすることに繋がるというワケだ。
但しご注意いただきたいのは、BMI指数25以上は肥満と判定されるが、さらにBMI28以上の肥満の人は、もちろん死亡率が2次曲線的に跳ね上がることになるが、逆にBMI18以下の痩せ過ぎでも死亡率が高まることもわかっているので、念のため。

関連書籍

『不老上手! - 医師が自ら成功した若返りのマニュアル公開』
伊藤壱裕著 メタ・ブレーン出版
ナビゲーターである伊藤ドクターが自らの体験をもとに伝授する、いつまでも若々しく暮らすためのノウハウ集。
『若々しい人老ける人』
佐藤富雄著  かんき出版
栄養学、生理学からのアプローチに心のありかたの問題も加えて、若さと活力を保つための秘訣をアドバイス。
『アンチエイジング入門』
田中 孝・中山芳瑛著 主婦の友社
抗加齢ドッグを実践する医師とアメリカのサプリメント会社の日本支社長が、今最先端のアンチエイジング医療と話題のサプリメントについて具体的に解説している。
『Dr.アンディーのアンチエイジング医療―最先端・ボトックス療法』
アンドリュー・ウォン著 現代書林
最新のボトックス治療をはじめ、ホルモン補充療法、キレーション療法、禁煙補助療法などのアンチエイジング内科から外科的療法まで総合的なアンチエイジング療法を紹介。
『アンチエイジング医学』
日本抗加齢医学会が発行する雑誌。アンチエイジング医学に関する最新の基礎的及び臨床的知見について取り組んだ特集のほか、世界のアンチエイジング医学の情報も提供。医療関係者だけでなく、一般の人にも分かりやすい誌面。

文/木村泰子・オフィス朔、撮影/満田美樹