

会社の位置づけ、そして所属する従業員たちのスタンスや価値観が変化してきているのは衆目の認めるところ。かつては一旦企業に就職すれば、そこで生涯勤めあげ、当然のように所属意識も強かった。ここ10年の経済状況の急激な変化に沿う形で、人々はより条件の良い、あるいは自分の望む仕事ができる会社へとキャリアアップしていくことに抵抗がなくなり、それが一般化しつつある。
これらの現象と経済との間にはどのような相関関係があるのだろうか。
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植草一秀プロフィール
スリーネーションズリサーチ株式会社代表。1983年東京大学経済学部経済学科卒業。同年株式会社野村総合研究所入社、85年旧大蔵省財政金融研究所研究官、91年京都大学助教授、93年米国スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、96年帰国後、株式会社野村総合研究所主任エコノミスト、その後上席・主席エコノミストを歴任、2003年早稲田大学大学院公共経営研究科教授、兼大阪経済大学客員教授を経て、05年より現職。