カージナルスが、ワールドシリーズを制し、世界一に輝いた。昨年は、ホワイトソックスであり、優勝の顔ぶれが変わりつつある。
2002年8月に導入した“ぜいたく税”の効果が現われてきたのかもしれない。大リーグと言えば、裕福なチームが財力に任せて選手を獲得し、戦力の不均衡が問題となってきた。それを是正する為、大リーグの労使協定にて“ぜいたく税”が導入された。傘下の選手の年俸総額が一定の水準を超えたチームは、その超過額の一定割合を大リーグ機構に払う仕組みで、年俸総額を抑え、チーム間の戦力格差をなくす意図であった。
戦力均衡が、試合を面白くし、観客が増え、球団の収入も増えた。今季大リーグの観客動員は、7600万人を越え、3年連続で過去最高を記録した。球団収入総額も52億ドルとなり、14年前の4倍になった。大リーグ全体の利益を考え、共存共栄の道を選んだ。総論賛成、各論反対でなかなか議論が進まないのが常であるが、さすが大リーグと言いたい。ファンあっての野球である。
2006年10月31日 17:14
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