東京の下町の工務店がワインパーティを主催した。講師は、近所の酒屋さんの店主である。お話好きの49歳。
その酒屋は、江東区の末広通り商店街にあるが、店をたたんでしまうところが多く、お世辞にも商店街とはいえない状況になっている。八百屋さん、蕎麦屋さん、すし屋さん、ラーメン屋さん、イタリアレストラン、クリーニング屋さん、自転車屋さん、床屋さん、写真屋さん、花屋さん等、一通り揃っているが、お世辞にも活気ある商店街とは言えない。
この酒屋も例外ではなく、いつもおばちゃんが店番をしている。ビールが良く冷えているため、たまに買いに行く程度のお付き合いである。ところが店主がなかなかの経営者であった。小売りではなく、東京都内のレストランや料亭にお酒を卸している。日本酒、焼酎、ワインの研究には余念がなく、美味しいお酒を求めて全世界にアンテナを広げている。
ワインパーティは、テーブルクロスにお花が飾られ、それなりの雰囲気の中、スパークリングワインから始まり、白は、ボルドー、ブルゴーニュ、甲州と続く、赤は、オーストラリア、カリフォルニア、ボルドー、ブルゴーニュとお手ごろワインを揃えてくれた。料理は、サラダ、バスタ、ラタトューユ、パン、チーズと簡単な料理だが、ワインにぴったり合っていた。日本食にあわせようとする風潮があるが、素直に西洋料理と合わせた方がごく自然かも知れない。
会場は、工務店の一階、料理は、イタリアレストランから、お酒は、もちろん酒屋からである。商店街で立派なワインパーティが開ける。こんな地道な活動が商店街を活性化し、地域を元気にするようだ。水戸屋の主人山本さん、がんばってください。
ワインは、1000円から3000円のお手ごろワインを提供している。カリフォルニアのジンファンデルは美味しかった。ご自分で研究し納得したものを出しているので、大量仕入れ大量販売のディスカウントショップにない、お買い得ワインを揃えている。日本酒、焼酎も話題だけに囚われずしっかりしたものを提供しているようである。
今度お店を訪ねようと思う。とてもワインがおいてあるとは思えない昔ながらの酒屋である。高級ワインもかなり集めているようである。山本さん、ロマネコンチのラベルだけでも拝ませてください。
水戸屋 http://www.mitoyaliquors.co.jp/
2007年03月27日 11:44
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