2007年05月30日

老舗企業

 先日、千疋屋総本店の社長大島博さんのお話を聞いた。170年以上の歴史があり、代々、大島家が社長を務め、現社長は、6代目となる。

 
 老舗同族企業の代表格であり、上場企業と対極にある。大島さんは、昭和32年生まれなのでちょうど50歳になるところだろう。淡々と語る姿にまったくの気負いはなく、ブランドを守り続けるため、ただ信頼を積み重ねるだけとやさしく言い切る。

 同族企業の良さは、同族によるリーダーシップ、意思決定の迅速さ、長期的な視野の経営等を挙げる一方、同族による経営の私物化、経営の不透明さ、人事の固定化等のマイナス面もある。

 さすがの千疋屋も時代に応じて変化している。2005年日本橋三井タワーに新本社を置き、伝統あるブランドを守りつつも親しみやすさも追求している。「千疋屋」から「Sembikiya」へ、「超高級」から「一つ上の豊かさ」へ少しずつ変わってきている。

 それにしてもブランドの力は凄い。関東地方の人の「千疋屋」の認知度はかなり高いが、「千疋屋」の果物を実際食べたことがある人も少ない。メロン、一万円は高いか安いか庶民には理解しようがないが、「千疋屋」ブランドは、憧れの果物として今も健在である。証券アナリストならメロンの粗利はいくらですか?とすぐ尋ねるところだがそれを聞いたら夢がなくなってしまうかもしれない。株主からの圧力もなく、M&Aの心配もない、上場企業の社長には、うらやましいかもしれない。

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2007年05月28日

一生懸命

 養護学校の運動会を見学した。小学部、中学部そして高等部まであり、かなりの生徒数である。

 わが娘は、中等部2年生である。彼女は体操も団体演技もまともにできないが、かけっこだけは得意のようである。個人競技とリレーに参加、一生懸命な姿は、普通の子供たちとなんら変わらない。

 高等部になると心も体も一段と成長し、立派にみえる。高等部の団体演技は、素直に感動した。障害の度合いは、それぞれだが各自持ち味を発揮して一体となっていた。相当練習を積み重ねたことと思う。大学生のボランティアがたくさん参加していたが、裏方に徹してもくもくとサポートしている。凛としてとてもすがすがしい。

 日本では、障害者への理解が乏しい。まだまだ社会の片隅にいる人たちとしか思われないようだ。教育改革が叫ばれているが、彼らこそ社会の主役になりうると思う。一生懸命にがんばる姿には、皆、感動する。

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2007年05月22日

マンションの子供運動会

 先日マンションの子供運動会に参加した。ひとつのマンションだけで子供運動会を開けるのは、珍しくないだろうか?


 規模の大きさも必要だが、住民同士の普段の交流もなければ実現しない。それにしても子供が一杯いたことには、驚いた。わがマンションには、少子化問題がなさそうである。

 周りに子供が溢れ、地域活動が活発なところは、それだけで少子化対策は、問題ないようである。地域で子供を見守り育てていく環境を整えて行けば、安心して子供を生み、子育てができる。

 運動会の運営は、自治会の役員が中心となるが、子供たちが積極的に運営に係わっている。子供たちで用具の準備をして、子供たちで会場の設定をして、当日は、子供たちで司会進行を務める。年長者は、年少者を助ける。-Children help Children.- を実現している。

 昔も弱いものいじめをする子供は一杯いた。でも正義感溢れるガキ大将もいた。夜暗くなるまで遊んだあのころが懐かしい。来期より自治会役員になる予定だが、子供たちの楽しい笑顔に出会えるのが楽しみである。わが娘は、知的障害児だが、たくさんの子供たちから笑いをもらい、はにかみながらも楽しんだようである。役員の皆さん、お疲れ様です。来年も再来年も続けていきましょう。

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