知人が千葉の鴨川で農夫をしている。東京や海外での会社勤めを退職し、第二の人生に夫婦一緒の農民生活を選んだ。地元の農業委員会に営農の申請をして農業を辞める人から土地を購入した。もう4年目になるのだろうか?先日初めて訪問した。
年齢は、65歳ぐらいだが、顔色もよく元気に農地を歩いている。地元の農家の年齢は、70歳から80歳が当たり前だから60歳代は、まだひよっこである。2000坪の農地は、全部を田圃にして米を収穫しても年間200万円ぐらいしかならないようだ。現実、農業だけで生活するのはかなり厳しい。
作物を植えなくなった荒れた土地から土を掘り起こし、少しずつ作物を植えている。同時に古い家を建て替えた。庭でバーベキューを行い、テラスで食事をした。のんびりした時間が流れ、都会での日々の生活が嘘のようである。
自分のやりたいことを貫き、挑戦している姿は、立派である。苦しいことも一杯あるようだが、マイペースに淡々と暮らしている。朝4時には起床、9時には就寝する。晴れの日は、畑を耕し、雨の日は、読書をする。自ら獲得したライフスタイルである。都会人にはうらやましい限りだ。
次回また訪問し、今度は長靴持参で真剣に農夫の真似事をしようと思う。それにしても日本の農業の将来は暗い。農村は、超高齢化社会で、農家の規模も小さい。若者を呼び込めるように農業で生活できる基盤を整備できないだろうか。一部の農家を保護するだけではもうどうにもならない。面々と続く農水族の政治家たちでは、大改革が難しいだろう。
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