証券化商品の第1回はMBS(住宅ローン担保証券)についてです。
MBSとはMortgage Backed Securityの略称で、モーゲージ(住宅ローン)を証券化したものモーゲージバック証券とも呼ばれています。
不動産担保融資の債権を裏付けとして発行された証券のことで、オリジネーター(不動産の原所有者で、証券化のために不動産を仕組みの中に供給する人)が、住宅ローンを貸し出し、この住宅ローン債権を証券発行体に売却をする。証券発行体は、これをもとにしてモーゲージ証券を発行しています。
発行された証券は、元利金支払の保証がされるなど信用力や格付が高められた上で、投資家に販売される。米国においてモーゲージ証券の大部分は、政府系の機関であるジニーメイ(連邦政府抵当金庫)、 ファニーメイ(連邦住宅抵当公庫)、フレディマック(連邦住宅金融抵当金庫)により発行されています。
モーゲージ証券は、米国国債と並ぶ高い信用力を有しているが期限前償還のリスク(貸付期間が短くなることにより償還金額が減る)があり、よって投資家は一般的な債券より比較的高い利回りを享受することができる。モーゲージ証券の代表的な例として、※1パススルー証券があげられる。政府系発行体と民間発行体が発行するものがある。さらに固定金利のものと、変動金利のものに区別することができる。また※2CMOと呼ばれる債券や※3RMBSなどもあります。
※1パススルー証券
同じ種類の債券を集め証券化したもの
※2CMO(Collateralized Mortgage Obligation)
期限前償還リスクの緩和のためのもので担保となる証券やローンと異なる何種類ものキャッシュフローを持つ別々の債券として発行されるもの
※3RMBS(Residential Mortgage-Backed Securities)
住宅ローンを担保として発行される証券
次回はREITについてお伝えいたします。
2006年05月29日 07:53
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