ある会社や事業を買収する為に、少なくとも経営支配権を取得できる比率まで買収会社の株式を購入する事。買収は交渉や株式の公開買い付けによって達成できる。
2006年07月24日
バイアウト
2006年07月25日
バイアス
国際分散投資を目指すものの、自己資金への配分比率や海外資産への配分比率が理論が示すよりも高くなることをホームカントリーバイアスという。
日本の年金運用の場合にもホームバイアスが存在し、年金の支払いが円である為に為替変動リスクを避けたいということが背景にあると思われる。
統計用語
偏りのあること。推定値を真の値から系統的に歪めるもの
2006年07月26日
ハイ・イールド債
2006年07月27日
ハイ・ウォーター・マーク
2006年07月28日
バイサイド・セルサイド
2006年07月29日
ハイパー・インフレーション
2006年07月30日
売買をせけばせくほど損をする、とくと休んで手を変えて見よ
投資する銘柄を選ぶには、注意深い観察と研究が必要である。とかく、せかせかとカンに頼って売買しがちな投資家がいるが、たまには、じっくり休んで、投資する業種や銘柄を変えてみるなどしてみてはと諭している格言である。
2006年07月31日
バスケット
2006年08月01日
初押しは買い、初戻しは売り
バック・オフィス
ヘッジ・ファンドでは、バック・オフィス事務(事務管理部門)を外部委託しているところもある。外部委託している場合にはフロントオフィスとの連携をどのようにしているか良く調べる必要がある。
フロントオフィス
営業部門、顧客部門のこと。
2006年08月03日
バック・テスト
2006年08月05日
パッシブ運用
アクティブコストを払っても超過リターンは得られないという考え方に基づき、市場が効率的であると見直し、市場の平均的なリターンを追求する投資手法。運用報酬はアクティブ型のファンドに比べて安くなっている。
2006年08月07日
パッシブ・コア
指標(東証株価指数=TOPIX)に基本的に連動する運用成果を目指す運用方法(パッシブ運用=インデックス運用ともよばれている)で、その中の中心となるファンドの位置付け。
2006年08月08日
パフォーマンス
株式や債券などの運用成果の事。
パフォーマンス・フィー
予め定められた基準を上回る成果に対する報酬の事でインセンティブ・フィーとも呼ばれている。ヘッジ・ファンドの世界では一般的に取り入れられている。
2006年08月09日
バラを切る如く売るべし
誰でもパッと開き切ったバラをもらっても美しいとは思うが、すぐにしおれるのでそんなに喜ばないだろう。むしろ、八分咲きぐらいのところで思い切って枝を切るのが惜しい気もするけれど楽しめるだろう。株も八分目ぐらいで利食いして実現益を手中にすることが腎明であるという意味の格言。腹八分といった言葉もあるので何事も八分くらいが適当なのであろう。
2006年08月10日
バリュー
バリューは資産の市場価値(Price)を収益(Earnings)で割った株価収益率P/E、市場価値を自己資本で割った株価/自己資本比率P/Bなどが代表的な指標である。
例えば、P/Eの高い会社の株は割高と評価され、P/Eの低い会社の株は割安(バリュー株)と評価される。ただし、どのような会社に対しても一律に指標の数値だけを比べて判断することは危険である。会社を産業、セクター、グループごとに分けるとか、複数の指標を使って総合的に判断することが必要となる。
2006年08月11日
早耳の耳だおれ
株価には反応しない情報も多々ある。情報量は多いが、早く察知した人が相場で成功しているかというと必ずしもそうではない。市場の情報は、時にその会社に確かめてみるぐらいの慎重さが要求される。
2006年08月12日
ハンズ・オン
万人があきれ果てたる値が出れば、高い安いの境なりけり
バブルの時、好業績をはやされて電力、証券、銀行株は史上空前の値をつけた。証券界では、どんな尺度で、どんな経験則からいっても通用しないと浮かれ調子になったが、大相場は続かない。「万人があきれ果てたる値」がついたあとの結果は、どうだったか。。。格言で、こうした場合の危険性を指摘してくれている、ということをいっているのである。
万人が万人までも強気なら、アホウになって売りのタネまけ
相場が過熱して天井になったとき、下げ過ぎてどん底の時、結果論としては、あの時が大天井だった、あの時が大底だったとわかるが、それをどうして予測したらよいのか。それがわかれば、誰も、ためらわずに底値で買って、天井で売ることができる。一般的には新聞に、株式ブームで証券界は好況、ボーナス倍増といった記事やチャートブックが発売と同時に売り切れるといった自体のときは天井、閑古鳥が鳴くなどと不景気風が報じられたときはどん底、といわれている。一般投資家の多くは、たしかに、相場の末期に買い出動して高値つかみになることが多い。
引かれ玉は投げよ
2006年08月13日
百冊の理論書は1回の売買にしかず
相場の理論を解説した書物をいくら読んでもそれは1回の売買におよばないと言う意味の格言。相場の勉強をするということは相場の書籍を多く読むことよりも、習得した相場哲学を実践で使って体得することのほうが大切だということを説いています。
人が売る時に買い、人が買う時に売れ
人の行く裏に道あり花の山
山へ花見に行っても、多くの人といっしょでは心から桜を楽しむことはできない。
裏道へ行けば、ゆっくり花見もできるかもしれない。人は、相場の人気に左右されやすいが、多くの投資家が、強気一辺倒で、買い人気に市場が沸き返っている時に人がやらない利食いをそっとやり、相場が下がって総弱気のときに、安値で買っておけという意味で、人気の裏を行くのが成功の道、と説いている。考えてみると、総強気のときは、相場は天井圏、逆に、総悲観のときは底値圏である。この格言どおり、安い時に買って、高い時に売ればよいのであるがそうは問屋が卸さないのが、また相場なのである。
2006年08月14日
ピンク・シート
全米相場事務所発行の日報で、店頭株の気配値を詳しく掲載している。
ナスダック株式市場の一覧表にない店頭株を取り上げる。ピンク色の紙を使っている為、ピンク・シートと呼ばれている。
2006年08月15日
吹き値待ちに吹き値なし
吹き値とは、株価が急上昇することであるが、そこで売り逃げようと思っていても、特別の材料でもない限り、なかなかそんな場面はないという格言である。吹き値待ちは、損勘定になっているときに、なんとか急反発をと願う投資家心理の現われでもあるが、売るチャンスをつかむことのむずかしさを物語っている格言といえる。
二日新甫は荒れる
ファイナンシャル・プランナー
2006年08月17日
ファクター
2006年08月18日
ファット・テール
2006年08月21日
ファットテール・リスク
ヘッジ・ファンドのリターンの分布は伝統的資産と異なり、正規分布からかけ離れている場合が多く、特に正規分布より裾野が広がる現象(ファットテール)が多く見られる。過剰損失リスクとは、同一の損失率にもかかわらず、発生する確率が正規分布よりも大きいことを表す。
2006年08月22日
ファニーメイ
米国の住宅金融の最大手で、連邦抵当金庫の事。米連邦政府系の公開企業で政府保証モーゲージ(不動産担保付債務証券)や一般モーゲージを与信者から購入して証券化する。低中所得者層が住宅資金を入手しやすい環境を作る目的で1938年に設立された。
2006年08月23日
ファンダメンタル分析
経済の本質について分析し、将来の経済、株価の推移等を予測すること。経済の基礎的要因を分析する事で将来の相場、経済の動きを予測する事。
将来の(株価)動向を予測する為に貸借対照表や損益計算書を分析し、資産、利益、売上げ、製品、経営市場の推移を踏まえ、これらの指標の今後の動きを予測する。
2006年08月25日
ファンド・オブ・ファンズ
複数のファンドを組み合わせて作ったファンド。個々のファンドは優れたものを集めて組成するので、分散投資となると共に安定したパフォーマンスをも期待できる。
マルチ・ファンドは複数のファンドの組み合わせで作られているが、基本的に自家(社)製運用。
2006年08月26日
フィーダー・ファンド
2006年08月28日
フェデラル・ファンド
連邦準備制度に加盟する商業銀行が連邦準備銀行に預ける資金で、支払準備率を超える余剰資金も含まれる。各行はフェデラル・ファンドを翌日物のフェデラル・ファンド金利で貸し借りする事ができる。
2006年08月29日
フェデラル・ファンド・レート
踏みには売り向かえ
逆日歩のつく株は、理由があるから、信用売りが多い。この場合、売り乗せてもいけるという見方は成り立つ。しかし、このような株は仕手系株が多くて、値動きが荒い。結局、一般投資家は、買いも売りもなし、仕手株の短期決戦は避けたほうが無難であると戒めている格言である。
二ッ星
2006年08月30日
ブティック型
2006年09月01日
プライベート・エクイティー
2006年09月02日
プラン・スポンサー
2006年09月04日
プライム・ブローカー
2006年09月05日
プライム・レート
2006年09月06日
ブラック・フライデー
1869年9月24日(金)一群の金融業者が金市場の買占めを図った結果、その後の不況をもたらす事になる恐慌を引き起こした。1873年の恐慌も金曜日から始まったのでブラック・フライデーは金融市場を襲うすべての暴落を表すようになった。
2006年09月08日
ブラック・マンデー
・1987年10月19日(月)ダウ・ジョーンズ工業株価平均が前週の急落に引き続いて508ポイントという記録的な下げとなった。これは高すぎる株価水準、連邦の財政赤字、貿易赤字、外国市場動向等に対する投資家の懸念を反映したものだった。
・1997年10月27日(月)東南アジア経済と通貨の混乱によりダウは554ポイント下げた。極端な価格変動の原因はプログラム取引であると非難された。この日の事は「血まみれの月曜日」とも呼ばれている。
2006年09月09日
プラザ合意
1985年8月G5(米、英、仏、独、日)は、米ドルを他の主要通貨に対して引き下げる為に協調して取り組む事を決めた。ドル高が進みすぎ、米国の輸出競争力が低下し、米国内景気が低迷した事からこの合意が必要になった。この会議がニューヨーク市のプラザ・ホテルで行われたことからプラザ合意と呼ばれている。
2006年09月11日
フル・インベストメント
2006年09月12日
ブルーチップ
2006年09月13日
プルーデントマン・ルール
他人の資産を運用する責任を負う人(受託者)はプルーデントマン(慎重な人)として知識に基づいて慎重に行動し、適切な利益を追求し、資産を保全し、一般的に投機的な投資を避けることが期待されている。
参考
プルーデント・インベスター・ルールの重要な点は個々の投資資産や商品のリスクに着目するのではなくポートフォリオ全体のリスクとリターンを考慮して慎重に投資判断を行い、そのポートフォリオ全体を重視する事である。プルーデントマン・ルールでは絶対リターンを意識しすぎて、用心深くなりすぎ、プルーデント・インベスター・ルールではポートフォリオ全体を意識しすぎて絶対リターンを忘れがちになってしまう。
2006年09月14日
ブル・ベア・ファンド
ブル(雄牛)とは強気、ベア(熊)とは弱気を意味する証券用語。
相場が上昇すると値上がりする=ブル型
相場が下落すると値上がりする=ベア型
ブル相場
先行きを強気に見通している場合
ベア相場
先行きを弱気に見通している場合
2006年09月15日
フレディー・マック
2006年09月16日
プログラム取引
プログラムはコンピューター・プログラムを指す。
指数裁定取引の専門家や機関投資家が15銘柄以上かつ1億円以上の株式のバスケットをコンピューターを使って、売買すること。
2006年09月19日
プロスペクタス
2006年09月20日
ペア・トレード
2006年09月21日
ペイオフの全面解禁について
さてさて本日のテーマは昨年4月1日に行われた銀行のペイオフの全面解禁についてです。これから3回に分けて解説します。今年の4月にペイオフの全面解禁が行われましたがその仕組みについての理解や対応策は充分ですか?なにも対策をしていない・ペイオフ全面解禁の意味がよくわからないといった方も多く見受けられるようです。今回はペイオフの仕組みについて検討していきましょう。
ペイオフとは金融機関が破綻した場合に※預金保険制度に基づき、銀行等の機関が預金者に対し保険金の支払いをすることです。
2005年4月からは預金の全額保護という特例措置が終了し、金融機関が破綻した場合、預金のうち1000万円とその利息は保護されますがそれを超える部分は破綻金融機関の精算見込み額に応じて払い戻されるので預金のカットの可能性があります。
また、預金額が1000万円以下の場合ペイオフ全面解禁の影響を全く受けないと思っている方も多いかもしれませんが、預金をした金融機関が破綻した場合、預金額に関らず保険金を支払う際には、様々な規則があることから1000万円以下だからといってすぐに支払われるわけではありません。
その為、保険金の前払いとして仮払金支払制度がありその支払額は1口座あたり60万円が限度になってます。また、自動引き落としシステムの停止、ATMの利用停止といった事態も起こる可能性を持っていますので楽観視は禁物です。
ペイオフ解禁に対する対応策
ペイオフの全面解禁にともなう様々な危険から自らの資産を守っていくためにはどのような対策をすればよいのでしょうか?
ひとえに対策といってもお金の価値観は様々ですから一概には言えません。
まずはペイオフの全面解禁をきっかけに今後自身の資産をどのようにしてゆきたいかを考えることです。ゼロ金利時代の到来・ペイオフの全面解禁により、自分で資産について考えなければいけない時代になってきました。自分だけで考えるのは不安だという方は専門家に相談してみてもよいでしょう。
以下ではいくつかのケースと対策例を紹介します。
例1 今預けている金融機関からなるべく動かしたくない場合
今預けている金融機関の不良債権比率・当期利益・自己資本比率・格付けといったものを調べ、その金融機関の状況が今どうなっているのかといった事を把握し、本当に自分の資産を安心して預けられるのか自問自答してみる必要があるでしょう
例2 資産の保護を全面的に受けたい場合
多くの金融機関に1000万円を限度に預金し、お金を預けているどの金融機関が破綻しても保護が全額受けられる状態にしておくことによって預金保険制度の恩恵を全面的に享受するという方法です。
例3 ペイオフをきっかけに株式投資・国債の購入・投資信託等を新しく始めたい。
証券会社や銀行等の金融機関に行き、納得するまで説明を受けリスクをしっかり把握した上で自分の意志で投資を始めましょう。決して甘言にのってはいけません。
知らない間に損をしている事がないように金融の情報に耳を傾けておくのも必要な対策です。新聞やTVで耳にした用語をたまには詳しく調べてみたらいかがでしょう。今後ブログの中でも順次紹介していく予定です。
2006年09月22日
ベーシス・ポイント
2006年09月23日
ベータ値
株式の相対的な変動率を計る係数の事。
ベータ値は特定の株式と株式市場全体との共分散のことである。
例えばトピックス指数のベータ値は1である。ベータ値が高い株式ほど市場全体の変動幅よりも高い変動幅を示し、逆にベータ値の低い株式ほど市場全体の動きに比べ緩慢な値動きとなる。
2006年09月27日
ヘッジ・ファンド
ヘッジ・ファンドは1940年代末に株式投資下落リスクを空売りなどの手法を用いてヘッジしながら高い収益を追求するファンドとして誕生した。
1990年代に入ってから注目を浴び始めジョージ・ソロス氏のクオンタム・ファンドが有名。
2006年09月28日
ヘッジファンドとは?【ヘッジファンドとは】
オルタナティブ投資の説明第4回はヘッジファンドについてです。
ヘッジファンドとは英語で書くと【Hedge Fund】でヘッジとはリスク回避という意味を持ちます。つまり※市場リスクを回避しながら収益をあげる手法で金利、為替、株式、債券、商品などに対してアービトラージ(裁定取引)やデリバティブ(派生商品【オプション・先物等】)などによる取引を行います。また、特徴としては※レバレッジを掛け高いリターンを追求しているものが多数あります。
投資スタイルは様々なタイプがあります。株式のロングショート戦略やマーケット・ニュートラル戦略、ペアトレード戦略、アービトラージ戦略、グローバルマクロ、ファンド・オブ・ファンズ、マルチ戦略等です。
ヘッジファンドの形式として少数投資家向けの私的な投資組合を自国の課税当局や法規制の及ばないタックス・ヘイブン(租税回避地域)に設立されているものが多いのも大きな特徴です。
次回からはそれぞれの戦略についてお伝えします。
市場リスク
市場リスクとは相場の下落(日経225やTOPIXといった指数が下落)に追随してしまうリスク
レバレッジ
負債比率のことです。例えば、信用取引を使い借入金を受け取る事によって投資元金に対し何倍もの 投資を行うことが可能です。
ヘッジファンドとは?【株式ロングショート戦略とは】
ヘッジファンドの第1回は株式ロングショート戦略についてです。
ロングショート戦略は株式のロング(買い)とショート(売り)を同時に行って市場リスクを軽減し、収益をあげる手法です。ただし、ロングショート戦略はロングとショートの比率が正確には決まっておらずロングバイアス(ロングの比率)が高いときには市場との相関が高くなる傾向があります。
戦略としては、今後さらに成長が見込まれる企業なのに株価が安いと判断される株式を買うのと同時に成長が見込めない、同業他社と比べて相対的に見劣りする企業なのに高いと判断される株式を空売りし、各銘柄の割高・割安の状態が解消される時に収益化するといった手法です。買いと売りを業種ごとに分けるといった手法等さまざまな手法があります。
ロングショート戦略は基本的には割高度・割安度の収束を狙って取引するので市場のボラティリティー(変動率)が低いときは効果を発揮しにくいです。
次回は株式マーケット・ニュートラル戦略についてお伝えいたします。
ヘッジファンドとは?【株式マーケット・ニュートラル戦略】
ヘッジファンドの第2回は株式マーケット・ニュートラル戦略についてです。
株式マーケット・ニュートラル戦略>(市場中立戦略)は株式のロング(買い)とショート(売り)を同時に同額で行って市場リスクを極限まで軽減し、収益をあげる手法です。マーケット・ニュートラル戦略は、株式ロングショート戦略の1つとして使われることも多いですが、ここでは別の戦略として取りあつかっていきます。株式マーケット・ニュートラル戦略の大きなメリットとして株式市場との相関性が非常に低いことがあげられます。
戦略としては、割高な銘柄の空売りと割安な銘柄の買いを同時期・同金額で行い、ポートフォリオが株式市場全体の変動からニュートラル(中立)になるような状態にしつつ、銘柄の割高と割安の状態が解消される過程での収益獲得を狙います。
マーケット・ニュートラル戦略も価格の収束を収益につなげるので、市場のボラティリティーが低いときには効果を発揮しにくいです。
次回はペアトレードについてお伝えいたします。
ヘッジファンドとは?【ペアトレード戦略】
ヘッジファンドの第3回はペアトレード戦略についてです。
ペアトレード戦略とは相関あるいは逆相関のある銘柄の組合せを見つけ出し、株式市場の局面によって割高な銘柄の売りと割安な銘柄の買いを同時に行い、スプレッド(価格差)を利用して利益を得る投資方法です。売りと買いを同時に行うことによってリスクを限定し、少しずつ利益を積み上げていく手法です。
売買の組合せのとしては、2銘柄間の株価の差が周期的に変化する組合せや2銘柄の株価の間に強い相関関係が認められる組合せ等さまざまな種類があります。
ペアトレードのように2銘柄の価格差(スプレッド)に注目して売買を行うと、市場リスクの影響を受けにくくなります。つまり、相場全体が上昇・下落・もみあい(市場の変動があまりないとき)局面においても利益を得ることが可能となっています。
次回はアービトラージについてお伝えいたします。
ヘッジファンドとは?【アービトラージ戦略】
ヘッジファンドの第4回はアービトラージ戦略についてです。
アービトラージ戦略とは裁定取引戦略のことで、同一の商品、証券、通貨等が2つ以上の市場で取引されているとき、安い価格で売っている市場で商品を買い、高い価格で売られている市場で同一商品を売り、理論上リスクなしにその価格差から利益を得る手法です。鞘取り取引とも呼ばれています。
売買の組合せとしては、
①株価指数先物と先物の現物との間の価格差を活用するもの
②現株と転換社債との間の価格差を活用するもの
③買収計画が発表されたか、あるいはその可能性のある被買収会社の株式を買って利益を狙う
といったものがあります。
現在は、証券の現物市場と派生証券(オプション、先物等)との間、同一の先物で異なる限月の間での裁定取引である「限月間スプレッド」、異なる先物市場間(例えば、大証とSIMEX)での裁定取引である「市場間スプレッド」等が盛んに行われています。
次回はグローバルマクロについてお伝えいたします。
ヘッジファンドとは?【グローバルマクロ】
ヘッジファンドの第5回はグローバルマクロについてです。
グローバルマクロは、あらゆる市場の為替、金利、株式商品等を投資対象とした戦略で定型的な形は定まっていません。
特徴としては、世界中の市場経過や経済状況、政治状況を観察しトップダウンアプローチによって投資判断をしそれらの観察結果にもとづいて発見された市場の歪み・矛盾・トレンドに対して現物・先物・デリバティブを用いて大きなレバレッジを利かせた投資を行うものです。
グローバルマクロはヘッジファンドの中でかつて最も多きシェアを誇っていた戦略だったが、2000年を境に徐々にシェアを縮小している。
また、2000年の後半に世間を大きく騒がせたジュリアン・ロバートソン、ジョージ・ソロスの両名もグローバルマクロのファンドマネジャーであった。
次回はファンド・オブ・ファンズについてお伝えいたします
ヘッジファンドとは?【ファンド・オブ・ファンズ】
ヘッジファンドの第6回はファンド・オブ・ファンズについてです。
ファンド・オブ・ファンズとは前回までにあげたようなオルタナティブのファンドを組み合わせ1つのファンドに仕立てたものです。組み合わせるファンドの数は30~150本程度で特に数の制限はありません。
特徴としてはゲートキーパーと呼ばれるファンドの組成者が様々なファンドを寄せ集めているのでファンド自体が分散投資になっていることや、すでにクローズ(新規の投資家からの投資を受け付けない状態)されている世界の優れたファンド投資することが可能になっている点です。
ファンド・オブ・ファンズはそれ自体分散投資になっており優秀なファンドへのアクセスもできますが、個別ファンドの手数料の他にゲートキーパーへの手数料もかかるため運用手数料が複層的にかかることになり個別ファンドを買い付けるよりもコストが高くなることになったり、NAV(ファンドの純資産)の計算に時間がかかるといったデメリットも持っています。
次回はマルチ戦略についてお伝えいたします。
ヘッジファンドとは?【マルチ戦略】
ヘッジファンドの第7回はマルチ戦略についてです。
マルチ戦略とは資産を分割して自社の複数のストラテジー(分野)で運用するファンドのことです。複数のマネージャーによる分割運用方式は、世界各地の株式・債券を組み入れるバランスファンドを作る場合や、成長・バリュー・大型・小型といった投資スタイルの異なる株式に幅広く投資するファンドを組成する場合に有効です。
ファンドの集合体という事で、基本的にはファンド・オブ・ファンズと似た性質を持っていますが、ファンド・オブ・ファンズに比べ自社運用の為ストラテジー間の資産の移動が自在に行うことができたり、ファンドの管理が容易であったり、運用手数料が少なくてすむといったメリットがあります。ただ、ファンド・オブ・ファンズに比べ分散投資の点では見劣りします。
マルチというと悪徳商法いった印象が日本人の中にはありますが、そういった類の投資方法ではありません。
2006年09月29日
ベンチマーク「基準」
運用成績の良し悪しを判断する基準であり、運用担当者が運用の参考とする指標の事。日本株の場合、トピックスが使われているが、最近は運用の対象を絞ったファンドが多くなりファンドの実態に合わせるため小型株指数、中型株指数、大型株指数をベンチマークとする場合も見受けられるようになった。
![こだわり [codawari] - ステイトクラスのための情報サイト](/common/image/header/logo.gif)

