2006年09月20日

ペア・トレード

2つの銘柄をペアで取引する手法。割高と思われる銘柄を信用取引で売り、同時に割安と思われる銘柄を買うこと。スプレッド取引、ロング・ショート取引などとも呼ばれる。

固定リンク | コメント (0)

2006年09月21日

ペイオフの全面解禁について

さてさて本日のテーマは昨年4月1日に行われた銀行のペイオフの全面解禁についてです。これから3回に分けて解説します。今年の4月にペイオフの全面解禁が行われましたがその仕組みについての理解や対応策は充分ですか?なにも対策をしていない・ペイオフ全面解禁の意味がよくわからないといった方も多く見受けられるようです。今回はペイオフの仕組みについて検討していきましょう。
    
 
ペイオフとは金融機関が破綻した場合に※預金保険制度に基づき、銀行等の機関が預金者に対し保険金の支払いをすることです。
 
2005年4月からは預金の全額保護という特例措置が終了し、金融機関が破綻した場合、預金のうち1000万円とその利息は保護されますがそれを超える部分は破綻金融機関の精算見込み額に応じて払い戻されるので預金のカットの可能性があります。
 
また、預金額が1000万円以下の場合ペイオフ全面解禁の影響を全く受けないと思っている方も多いかもしれませんが、預金をした金融機関が破綻した場合、預金額に関らず保険金を支払う際には、様々な規則があることから1000万円以下だからといってすぐに支払われるわけではありません。 
 
その為、保険金の前払いとして仮払金支払制度がありその支払額は1口座あたり60万円が限度になってます。また、自動引き落としシステムの停止、ATMの利用停止といった事態も起こる可能性を持っていますので楽観視は禁物です。

固定リンク | コメント (2)

ペイオフ解禁に対する対応策

ペイオフの全面解禁にともなう様々な危険から自らの資産を守っていくためにはどのような対策をすればよいのでしょうか?

ひとえに対策といってもお金の価値観は様々ですから一概には言えません。

まずはペイオフの全面解禁をきっかけに今後自身の資産をどのようにしてゆきたいかを考えることです。ゼロ金利時代の到来・ペイオフの全面解禁により、自分で資産について考えなければいけない時代になってきました。自分だけで考えるのは不安だという方は専門家に相談してみてもよいでしょう。
以下ではいくつかのケースと対策例を紹介します。


例1 今預けている金融機関からなるべく動かしたくない場合
今預けている金融機関の不良債権比率・当期利益・自己資本比率・格付けといったものを調べ、その金融機関の状況が今どうなっているのかといった事を把握し、本当に自分の資産を安心して預けられるのか自問自答してみる必要があるでしょう

例2 資産の保護を全面的に受けたい場合
多くの金融機関に1000万円を限度に預金し、お金を預けているどの金融機関が破綻しても保護が全額受けられる状態にしておくことによって預金保険制度の恩恵を全面的に享受するという方法です。

例3 ペイオフをきっかけに株式投資・国債の購入・投資信託等を新しく始めたい。
証券会社や銀行等の金融機関に行き、納得するまで説明を受けリスクをしっかり把握した上で自分の意志で投資を始めましょう。決して甘言にのってはいけません。

知らない間に損をしている事がないように金融の情報に耳を傾けておくのも必要な対策です。新聞やTVで耳にした用語をたまには詳しく調べてみたらいかがでしょう。今後ブログの中でも順次紹介していく予定です。

固定リンク | コメント (2)

2006年09月22日

ベーシス・ポイント

100分の1%の事。
短期債券や中長期債券の利回りを表す際に使われる最小単位。

固定リンク | コメント (0)

2006年09月23日

ベータ値

株式の相対的な変動率を計る係数の事。
ベータ値は特定の株式と株式市場全体との共分散のことである。
例えばトピックス指数のベータ値は1である。ベータ値が高い株式ほど市場全体の変動幅よりも高い変動幅を示し、逆にベータ値の低い株式ほど市場全体の動きに比べ緩慢な値動きとなる。

固定リンク | コメント (0)

2006年09月27日

ヘッジ・ファンド

ヘッジ・ファンドは1940年代末に株式投資下落リスクを空売りなどの手法を用いてヘッジしながら高い収益を追求するファンドとして誕生した。
1990年代に入ってから注目を浴び始めジョージ・ソロス氏のクオンタム・ファンドが有名。

固定リンク | コメント (0)

2006年09月28日

ヘッジファンドとは?【ヘッジファンドとは】

オルタナティブ投資の説明第4回はヘッジファンドについてです。

 ヘッジファンドとは英語で書くと【Hedge Fund】でヘッジとはリスク回避という意味を持ちます。つまり※市場リスクを回避しながら収益をあげる手法で金利、為替、株式、債券、商品などに対してアービトラージ(裁定取引)やデリバティブ(派生商品【オプション・先物等】)などによる取引を行います。また、特徴としては※レバレッジを掛け高いリターンを追求しているものが多数あります。
 
 投資スタイルは様々なタイプがあります。株式のロングショート戦略マーケット・ニュートラル戦略ペアトレード戦略アービトラージ戦略グローバルマクロファンド・オブ・ファンズマルチ戦略等です。
ヘッジファンドの形式として少数投資家向けの私的な投資組合を自国の課税当局や法規制の及ばないタックス・ヘイブン(租税回避地域)に設立されているものが多いのも大きな特徴です。

次回からはそれぞれの戦略についてお伝えします。 
 
市場リスク
市場リスクとは相場の下落(日経225やTOPIXといった指数が下落)に追随してしまうリスク

レバレッジ
負債比率のことです。例えば、信用取引を使い借入金を受け取る事によって投資元金に対し何倍もの 投資を行うことが可能です。

固定リンク | コメント (2)

ヘッジファンドとは?【株式ロングショート戦略とは】

ヘッジファンドの第1回は株式ロングショート戦略についてです。

 ロングショート戦略は株式のロング(買い)ショート(売り)を同時に行って市場リスクを軽減し、収益をあげる手法です。ただし、ロングショート戦略はロングとショートの比率が正確には決まっておらずロングバイアス(ロングの比率)が高いときには市場との相関が高くなる傾向があります。
 
 戦略としては、今後さらに成長が見込まれる企業なのに株価が安いと判断される株式を買うのと同時に成長が見込めない、同業他社と比べて相対的に見劣りする企業なのに高いと判断される株式を空売りし、各銘柄の割高・割安の状態が解消される時に収益化するといった手法です。買いと売りを業種ごとに分けるといった手法等さまざまな手法があります。
 
 ロングショート戦略は基本的には割高度・割安度の収束を狙って取引するので市場のボラティリティー(変動率)が低いときは効果を発揮しにくいです。
  
  
次回は株式マーケット・ニュートラル戦略についてお伝えいたします。
 

固定リンク | コメント (0)

ヘッジファンドとは?【株式マーケット・ニュートラル戦略】

ヘッジファンドの第2回は株式マーケット・ニュートラル戦略についてです。

 株式マーケット・ニュートラル戦略>(市場中立戦略)は株式のロング(買い)とショート(売り)を同時に同額で行って市場リスクを極限まで軽減し、収益をあげる手法です。マーケット・ニュートラル戦略は、株式ロングショート戦略の1つとして使われることも多いですが、ここでは別の戦略として取りあつかっていきます。株式マーケット・ニュートラル戦略の大きなメリットとして株式市場との相関性が非常に低いことがあげられます。
     
 戦略としては、割高な銘柄の空売りと割安な銘柄の買いを同時期・同金額で行い、ポートフォリオが株式市場全体の変動からニュートラル(中立)になるような状態にしつつ、銘柄の割高と割安の状態が解消される過程での収益獲得を狙います。
 
 マーケット・ニュートラル戦略も価格の収束を収益につなげるので、市場のボラティリティーが低いときには効果を発揮しにくいです。
 
  
次回はペアトレードについてお伝えいたします。

固定リンク | コメント (0)

ヘッジファンドとは?【ペアトレード戦略】

ヘッジファンドの第3回はペアトレード戦略についてです。

 ペアトレード戦略とは相関あるいは逆相関のある銘柄の組合せを見つけ出し、株式市場の局面によって割高な銘柄の売りと割安な銘柄の買いを同時に行い、スプレッド(価格差)を利用して利益を得る投資方法です。売りと買いを同時に行うことによってリスクを限定し、少しずつ利益を積み上げていく手法です。
 
 売買の組合せのとしては、2銘柄間の株価の差が周期的に変化する組合せや2銘柄の株価の間に強い相関関係が認められる組合せ等さまざまな種類があります。
 
 ペアトレードのように2銘柄の価格差(スプレッド)に注目して売買を行うと、市場リスクの影響を受けにくくなります。つまり、相場全体が上昇・下落・もみあい(市場の変動があまりないとき)局面においても利益を得ることが可能となっています。
 
 
次回はアービトラージについてお伝えいたします。

固定リンク | コメント (0)

ヘッジファンドとは?【アービトラージ戦略】

ヘッジファンドの第4回はアービトラージ戦略についてです。

 アービトラージ戦略とは裁定取引戦略のことで、同一の商品、証券、通貨等が2つ以上の市場で取引されているとき、安い価格で売っている市場で商品を買い、高い価格で売られている市場で同一商品を売り、理論上リスクなしにその価格差から利益を得る手法です。鞘取り取引とも呼ばれています。
 
売買の組合せとしては、
 
 ①株価指数先物と先物の現物との間の価格差を活用するもの
 
 ②現株と転換社債との間の価格差を活用するもの
 
 ③買収計画が発表されたか、あるいはその可能性のある被買収会社の株式を買って利益を狙う
 
といったものがあります。

 現在は、証券の現物市場と派生証券(オプション、先物等)との間、同一の先物で異なる限月の間での裁定取引である「限月間スプレッド」、異なる先物市場間(例えば、大証とSIMEX)での裁定取引である「市場間スプレッド」等が盛んに行われています。
 
 
次回はグローバルマクロについてお伝えいたします。

固定リンク | コメント (0)

ヘッジファンドとは?【グローバルマクロ】

ヘッジファンドの第5回はグローバルマクロについてです。

 グローバルマクロは、あらゆる市場の為替、金利、株式商品等を投資対象とした戦略で定型的な形は定まっていません。
 
 特徴としては、世界中の市場経過や経済状況、政治状況を観察しトップダウンアプローチによって投資判断をしそれらの観察結果にもとづいて発見された市場の歪み・矛盾・トレンドに対して現物・先物・デリバティブを用いて大きなレバレッジを利かせた投資を行うものです。
 
 グローバルマクロはヘッジファンドの中でかつて最も多きシェアを誇っていた戦略だったが、2000年を境に徐々にシェアを縮小している。
 
 また、2000年の後半に世間を大きく騒がせたジュリアン・ロバートソンジョージ・ソロスの両名もグローバルマクロのファンドマネジャーであった。
  
  
次回はファンド・オブ・ファンズについてお伝えいたします

固定リンク | コメント (0)

ヘッジファンドとは?【ファンド・オブ・ファンズ】

ヘッジファンドの第6回はファンド・オブ・ファンズについてです。

 ファンド・オブ・ファンズとは前回までにあげたようなオルタナティブのファンドを組み合わせ1つのファンドに仕立てたものです。組み合わせるファンドの数は30~150本程度で特に数の制限はありません。
 
 特徴としてはゲートキーパーと呼ばれるファンドの組成者が様々なファンドを寄せ集めているのでファンド自体が分散投資になっていることや、すでにクローズ(新規の投資家からの投資を受け付けない状態)されている世界の優れたファンド投資することが可能になっている点です。
 
 ファンド・オブ・ファンズはそれ自体分散投資になっており優秀なファンドへのアクセスもできますが、個別ファンドの手数料の他にゲートキーパーへの手数料もかかるため運用手数料が複層的にかかることになり個別ファンドを買い付けるよりもコストが高くなることになったり、NAV(ファンドの純資産)の計算に時間がかかるといったデメリットも持っています。
 
 
次回はマルチ戦略についてお伝えいたします。

固定リンク | コメント (0)

ヘッジファンドとは?【マルチ戦略】

ヘッジファンドの第7回はマルチ戦略についてです。

 マルチ戦略とは資産を分割して自社の複数のストラテジー(分野)で運用するファンドのことです。複数のマネージャーによる分割運用方式は、世界各地の株式・債券を組み入れるバランスファンドを作る場合や、成長・バリュー・大型・小型といった投資スタイルの異なる株式に幅広く投資するファンドを組成する場合に有効です。
 
 ファンドの集合体という事で、基本的にはファンド・オブ・ファンズと似た性質を持っていますが、ファンド・オブ・ファンズに比べ自社運用の為ストラテジー間の資産の移動が自在に行うことができたり、ファンドの管理が容易であったり、運用手数料が少なくてすむといったメリットがあります。ただ、ファンド・オブ・ファンズに比べ分散投資の点では見劣りします。
 
 マルチというと悪徳商法いった印象が日本人の中にはありますが、そういった類の投資方法ではありません。
 
 

固定リンク | コメント (0)

2006年09月29日

ベンチマーク「基準」

運用成績の良し悪しを判断する基準であり、運用担当者が運用の参考とする指標の事。日本株の場合、トピックスが使われているが、最近は運用の対象を絞ったファンドが多くなりファンドの実態に合わせるため小型株指数、中型株指数、大型株指数をベンチマークとする場合も見受けられるようになった。

固定リンク | コメント (0)

2006年09月30日

ベンチャー・キャピタル

投資リスクを伴うが、将来、平均を上回る利益を上げ得る創業企業あるいは新規事業や事業の建て直しを図る企業の資金源の事。

固定リンク | コメント (0)